初回点検 松美台の家

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枝を間引いたせいか葉の茂りが強いシンボルツリー。

シンボルツリーが芽吹いてようやく「緑の家」らしくなった5月、初回定期点検に松美台の家へ伺った。

床下収納を撮影していると、床下へ子供達がやってきてピースをする。

「緑の家」で入居されて一番喜ばれるのが・・・

床下収納である。ここはただの収納では無く子供の「アジト」にもなっている。ちょうど、半世紀前には押し入れが子供のアジトだったように、それより相当大きめのアジトである。

松美台の家だと概ね17帖程度床下収納がある。まだ箱の中のままの物もある。

引っ越して直ぐに全てかたづけられる人はそうそういない。やはりあれこれ考えて配置するので時間がかかる。しかし一週間も家の事だけをできるほど現在の世の進み方は遅くなく、直ぐに日常を戻さなければならない。その時にこの巨大な収納は一時保管に役立つ。初回メンテナンスに伺った時には家族の間をはじめとする居住空間は既にキッチリ片付いてすっきしりしている。ひとまず使わない物は床下収納に保管してゆっくり片付けるそうである。

床下内の温湿度を常に監視している。床下内の方が「絶対湿度」が小さいことが見て取れる。両方ともINKBIRD製の温湿度計だが、色の違いで温度に差が生まれRH(相対湿度)も影響を受ける。

5月中頃なので床下暖房をしている「緑の家」は多くなく※、こちらでも主に除湿と暖房を日ごとにかえているとのこと。床下はRH(相対湿度)が60%を超えないように管理して頂いているので、こちらでも基礎コンクリートがまだ乾かわず高湿になりがちな竣工年の床下でも23度RH(相対湿度)57%と良好である。
※「緑の家」では7月まで床下暖房を行なう家庭もある。詳しくはこちら

「緑の家」では殆どの家でキッチンに分別ゴミ置き場がある。私は三条市の分別ゴミ程度が通常の家庭ゴミではふさわしいと思っているが、新潟市は三条市とほぼ同じ。燃えるゴミ、ペットボトル、ビン・缶(と燃えないゴミ)である。プラスチックは燃えるゴミとして出せるのだが、スーパーで発泡スチロール系を回収しているので、燃えるゴミのかさを減らすために分別する程度。それでも容器は大きくなる。それらをちょうど納めることができる大きさに計画している。

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