カビが家の寿命をきめる(再)新築10年以降がポイント。

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間違った認識 自然素材と梅雨
雨が続くうっとうしい季節・・・それが梅雨です。 梅雨時期には相対湿度があがり気温も高いので「カビ」にとっては天国です...
この上のリンクは12年前(2010年)のもの。このトップ写真はあるHPからの転載だが、そのHPが閉鎖されており、出所を確かめられないが、昭和のたたみ上げを記す貴重な写真

あのいやなカビの季節到来・・・私の持論は「カビが家の寿命を決める」である。これの元になった「自然素材はカビる」を書いた17年前の2005年のこの記事。その頃は、自然素材にカビが生えるなんて殆ど相手にされなかった。がしかし現在、高断熱高気密で且つ自然素材の家が数多く建ち始めた2010年より12年経つ昨年頃からカビの問題が顕在化している。

次に以前のカビの事を書いたブログをご覧頂きたい。

カビが家の寿命を決める!その1
松の木(集成材)に生えたカビ 皆さんが物(食べ物や自然素材である木、本、服)を捨てるきっかけトリガーは何ですか? ...
カビが家の寿命を決める!その2
さて、その1では・・・40年前にあまりにも木に化学物質を染みこませたり、塗ったりしてカビを防いでしまったのでその反動で...
カビが家の寿命を決める!その3
設計屋で特に技術系の私が、 家の寿命はカビの有無できまる・・・ と宣言している事自体自分でも驚いております。...

日本の東北以南での気候では建物のカビは避けられない。通気、風抜けのこれ以上無い社寺仏閣の雨の当たらない部分でも、カビは生えるので外壁はシルバーグレーである。

特に新潟県をはじめとする夏に露点温度が25度を超えるような地域では、亜熱帯気候とおなじ湿気となり、自然素材ではその自身に含まれる抗菌物質が衰えると直ぐにカビが生えることは以前からお伝えしている。

それを防止し、建物寿命を延ばすためには梅雨から夏期は窓を全て閉じてエアコンによる空調(除湿)を行なう事が最も手軽で有効な手段である。

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