新潟の住まい 自然素材と高気密高断熱の白い壁。

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今日のチラシにある最大手の家の広告が入っていた。そこには、地震実験の映像が映っており、大地震でも大丈夫のようなことがかれている。ここで多くの建て主さんが惑わされる。というのは、実験する家をわざわざ弱く造る会社はない。大手でも費用面であるプランだけしか実験はできない中、注文住宅は、世界にただひとつの家として建築されている。だから一つ一つ構造が違うので、おのおの構造計算し安全を確かめなけば何にも意味がない。そもそも大手樹脂サッシメーカーなどは、試験のときだけ良い仕様で、実際はだめな仕様を販売したとして最近報道された。既製品サッシでもこんな偽装あるのに、現在行政の耐震チェックのない木造住宅において、特に注文住宅の耐震性は限りなく黒である。顔の見えない設計者は、耐震チェックしているのだろうか?←62%の家が耐震不足という調査結果。

さて、家に対して大きなロフトや中間階収納を持つM邸。そのロフトの床荷重をしっかりと参入して計算すると、普通の家の耐力壁の基準の1.4倍以上にもなる。だから壁の多い家となるのではあるが、家の中はかえって明るい。適材適所の窓とエマルジョンの壁色が、明るさをもたらすのだろう。

階段で上がれるロフトには、落下防止のネットをグルリとまわした。これは建て主さんの希望であるが、実際気持ち良い。親の精神衛生状態が良くなるから。なるほど!!

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