高基礎コンクリート打ち込み
   鹿嶋市の家

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何時ように高基礎一発打ち込みの始まり。型枠下から吹き出るコンクリートで全く隙間のない基礎が出来あがる。

本日茨城県の鹿嶋市の家で基礎のコンクリート一発打こみが行われ、その最終配筋検査と打込みの立ち会いをした。

昨夕最終配筋を確認しそのまま鹿嶋市のホテルに宿泊し、今日の朝一番で打ち込みに立ち会う。これはそのホテルからの鹿嶋市の風景で山が見えない程平坦な地形。

鹿嶋市は茨城県の東南側で霞ヶ浦を構成する北浦の東に位置する工業都市である。無論鹿島アントラーズも有名だが、常陸国一宮である鹿島神社の所在地となる。地形は平坦ではあるが新潟県のようにのっぺらぼうのようではなく、所々に高低差が30mある丘のような台地であるが、上の写真のように近くに山が見えない。

新品のオーバーレイコンパネ。このワイン色は初めてみた。

何度かお伝えしているが、基礎コンクリート一発打込みが珍しくない新潟県から離れると、とたんに「一発打込みは出来ないとか、そこまでして・・・」との声が見積もり時にあがる。しかしいざ施工が始まるとそれがウソだったかのように無難に基礎配筋を終え、型枠まで出来上がる。そして今日の打込みを迎える。特に今回はオーバーレイのコンパネは黄色が主であるが、ワイン色で組まれていたのでよく見ると、新品型枠である。

このワイン色の新品のオーバーレイ合板は外周部だけに使われ、基礎コンクリート打ち放し時の綺麗さを意識してあった。

外周以外の型枠は再利用品。以前使用したセパ穴が綺麗に埋めてある。

その気遣いがあれば今回の打込みは成功するだろう。
そして私とスタッフMは晴れ人間。この2人で伺うとほとんど場合で現場は晴れる。今日も全国的に強雨が降っているが、この鹿嶋市は今回の関係者に守られように曇りでコンクリートが落ち着く18時頃まで本格的な雨はふらなかったようだ。ありがたいことである。

一方ハプニングがあった。これから打ち込み開始という時に、発電機のエンジンがかからない。発電機はバイブレーターに必須であり、仮設電気では動かない仕様らしい。15分くらいセルを廻しなんとかかかってスタートできた。一応予備の発電機を準備するように連絡したので何かあっても問題ないだろう。生コン品質保持期限15分前に打ち込み開始を確認し、ほっとして現場を離れ新潟に戻ってきた。

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