今年の春の長野県原村の家の完成時に既に具体的なお話しがあった青木村の家。ようやく模型が完成した。
敷地の大きさは模型の10倍ほどある緑豊かな斜面の上の方に計画されるので、その窓から見える景観はすばらしいはず・・・。
断熱グレードはBであるが、サッシは枠強化型のトリプルガラスにアップして結露の可能性を防ぐ。予定UA値は0.26~0.27w/m2hくらい。一方このような条件では薪ストーブは必須なのかもしれないが、原村の家についでこちらも薪ストーブがある。予定ストーブは五日町の家でも使用したケチキュート。
ケチキュートも進化しており現在は直結新鮮空気口(給気口)をオプションで選べるようになった。
ストーブは大好きだが気を使うのが内装制限。近年は平屋又は2階にストーブ設置が多かったので制限がなかったが今回は1階の設置となり、その1階には天井に木をはるので局部的な内装強化をしてクリアーする予定。
いつもように丁寧に梱包して送るがお盆期間になるので無事に届いてほしい。
コメント
大野様
コメントありがとうございます。
青木村の薪ストーブ(給気接続有)は大変楽しみにしておりますので宜しくお願いします。
尚、内装規定ですが下のリンクをご覧頂ければと思います。
https://www.city.nagano.nagano.jp/documents/1000/117191.pdf
県庁所在地である長野市の2023年発行「建築基準法の取り扱い」の文面では(P102)、「薪ストーブは内装規定の対象である」との記載がありますので、明らかに規制対象となると考えております。一方ペレットストーブは・・・
「燃料にペレットを用いるFF式温風ヒーターについては、化石燃料を用いたFF式温風ヒーターと同様、内装制限の対象となる火気として取り扱わないものとする。 機器の前面にガラス窓を設け燃焼部分を可視化しているものについては内装制限の対象となる機器として扱う。 」
とあり一見対象外のようですが、ガラスが入っていればこの解釈の対象外となりやはり内装制限の対象となります(火が見えないペレットストーブではつまらない)。
このことから長野市で知りうる限り他県と同じ規定なので、長野県全域でも同じ解釈だと考えております。
お世話になります。
薪ストーブ屋の大野ファクトリーです。
お客様から連絡がありブログを拝読いたしました。
長野県では薪ストーブの火気使用室が緩和されていると聞きました。
以下参考サイト
http://kigumix.blog103.fc2.com/blog-entry-426.html
田中康夫元県知事のもとでの長野県政では、その地域文化性もあるのでしょうけれども
「密閉式の薪ストーブとペレットストーブに関しては火気使用室には該当しない」(つまり薪ストーブの内装制限撤廃)ということでした。