まず・・・
「て・こあ」で月曜日にオーナー主催の手仕事の会があり、その時に参加者さんが持っていらっしゃった「一品たち」でお昼を頂きました。
左上から
自家製(畑も)白菜の漬け物
自家製奈良漬け
自家製煮豆
自家製松前漬け
自家製カボチャの蒸し焼き
大根と油揚げのお味噌汁
煮物(大根とちくわ、鳥)
です。
これぞ新潟のご飯という感じの盛り合わせ・・・
冬期の新潟県は葉物は白菜と冬菜くらいしかなく、後は保存野菜だけなので、
野菜類はカボチャや漬け物メインとなります。
カボチャはあまりよくなかったため倉庫で転がっていた物を使いました。それを「サツマイモ焼き器」で蒸し焼きにすると、まるでスイーツのような甘さとぱっりっとした皮・・・今期一番の最高のカボチャへ大変身しました。
「サツマイモ焼き器」は万能でスモークも簡単にできます。チップを敷いて七輪にかけること15分・・・。うまいです、ゆで卵なんて塩を全く使わなくともこのスモーク味でおいしく頂けます。
話は本題です。
ノロウイルス保菌者がいるそうで自分の手は自分で守ろうということかな。
そういえば今朝の地方紙にもありましたがノロウイルスが猛威を振るっている県があります。患者数1000人を超えているようです。
普通の人がノロウイルスを予防する手段は・・・結局良く手を洗うしかないようですが、実はここに少々設計者の悩みがあります。
それはトイレの手洗いの位置です。不特定の人が利用することが多いなら、手洗いは最後のドアの外です。これは基本で、例えば高速道路のサービスエリアでも良く目にする光景ですが・・・
用を足しても指先だけ「ちょろっと洗い」や、手に水をかけるだけの「かけ洗い」、また最強(笑)の全く「洗わない」人を目にします。この時にドア取っ手に触れないとトイレからでる事ができない構造だとすると、ドア取っ手からノロウイルスが感染する可能性が高くなるからです。ですので、大勢の人が使うトイレの手洗い場は、最後のドアの外と決まっています。まあこれは設計の常識ですがどうしても戸が必要な場合、外国などでは足で戸を開けるトイレもありますし、日本は多くが自動扉だったりします。
・・・ところが、住宅の場合には悩む事が多いのです。それは手洗い場をトイレの外に取れない事が多いので、どうしてもトイレ内設置なりやすく、またご希望で内部に設ける事があります。その理由は仮に手洗いをしなくとも家族同士だから・・・
または、その逆で「手を洗わないでドアノブに触るのはいやだから・・・」というお話しも聞きます。 さて、貴方はどっち派ですか?
当事務所はどっちの派にも満足できるように両方あります。
築100年でも「て・こあ」は懐かしいトイレ内の簡易手洗いにしてある。この方式は水資源から見れば合理的だがノロウイルスには全くの無抵抗。
まあどちらでもノロウイルスにはしっかり石けんで手を洗わない限り意味がないのですが、その手洗い時間は「最低でも20秒以上」・・・結構長いです。塩素系を使えば一瞬でOKですが、何度も使っていたら手の指紋がなくなります(笑)。結局最後は感染しても抵抗力でカバーでしょうか?(ということは無症状保菌者ってこと?)