針の長さは2~3ミリ・・・これなら普通の服生地はたやすく貫通される。
先日自宅のスズメバチの巣を駆除したあとに残ったスズメバチです。顔から給湯器の排気筒に頭をいれ、多分巣屋仲間がいると勘違いしたか・・・お尻から針を出したまま熱風をあびて死んだようです。
就寝時(ピンク色)の部分の露点温度に注目。新潟は仙台より2から4度も露点温度が高い。更に大阪市より相当高い露点温度。
R2000+に東北の有名な住宅研究会有志(住まいと環境 東北フォーラム)さんがお見えになるとのことで、そこでの説明を依頼されました。
3年以上前の完成当時のパワーポイントで説明しますが、東北(宮城県)からお見え頂くと言うことで、北陸海岸部が東北太平洋側と違うところを少しだけ復習する意味で上の図を作成しました。データは気象庁アメダスです。
作ってみるとびっくりです。
なんと・・・
大阪市より新潟市のほうが露点温度が高い
当然無作為に選んだ日時ではありますがたった3日間のデータ。
ですからこれで全体を示す事にはなりませんが、体感上概ね理解できます。
新潟県は冬の雪のことが注目されがちですが、実は夏も結構蒸し暑いのです。特にピンク色のゾーンである夜中の時間帯・・・。ここの露点温度が高いということは、空気の熱が維持されており夜間通風の意味がないということになります。
このグラフに風速まで入れるともっと面白い事がわかる気がしますが、時間が無いのでここまで・・・。調べると面白い事がわかります。きっと最近の暑さは都市化により地面から湿気が少なくなり顕熱(気温)のみが上がりやすくなっているのでしょう。一方水田の残る新潟県は昔と変わり無い大地からの湿気の放出で、気温の上がりかたが鈍いと思われます。
しかしアメダスのデータでも時折間違いがあります。ここでは仙台の8月12日1時頃の露点温度がNGで気温より高くなっております。何か事故があったのでしょう。同じように大阪の12日後半の露点温度が12度で表示されとりますが、ここも怪しいですね。