3年前に書いたこの記事・・・
プリウスの最大の欠点は寒い事でした。
15年ほどプリウスが仕事のメインカーだったので、そのプリウスの冬の寒さに慣れてしまって、車が暖かくなることを体感的にすっかり忘れていました。特にプリウスでは最上級グレードのレザーシート以外にはシートヒーターも無く、私のプリウスには当然ありませんでした。
ところが・・・
この度「風」で冬に乗ると素直に
「暖かい」です。
22度のオート設定でシートヒーターを使わなくとも暖かく汗が出ます。普通は当たり前ですよね。
そういえば車は廃熱があるので温かさは十分あると思っていたのですが、燃費が従来車の倍に伸びたプリウスでは廃熱が単純に1/2。その割には室内もハッチバックなので気積があり、暖まりににくかったので何時も寒い思いをしておりました(エコモード時)。これを家族に言うと、パワーモードで温度を一番上にガンガン上げて乗ればよいのにと言われますが、プリウスは燃費中心の車。パワーモードでエンジンがかかりっぱなしで燃費が悪くなったらその意味がなくなり、燃費が落ちたらいかんと呪文を唱え15年ほど乗りました。
オレンジ色の照明が温かそうな運転席の周囲
。ブルー色のみ後付スイッチ。
一方「風」は燃費は11km/L~13km/Lとプリウスの1/2のため廃熱は倍になり、加えて2シーターなので、気積が多分ハッチバックのプリウスの1/3ということで6倍も有利になります。
だから屋根をあけなければ最初の20分以外はシートヒーターもOFFで十分。普通の車になりました。うーん・・・車が暖かいことを思い出させてくれました。
この年齢になると・・・やっぱり車も寒いのは・・・ダメですね。
ところで最近の車は軽カーでもシートヒーターが上位ランクには付いています。これはアイドリングストップや燃費がハイブリッド並によくなったため、廃熱が無くなった寒さ対策だと思います。しかし、シートヒーターはジュール熱で電気を大変多く使いますから、やっぱり燃費がわるくなります。だったら冬は廃熱が多い車と大差が無いのでは・・・?とは言いつつ、「風」にしてからガスリンスタンドで給油する回数が倍になって如何にプリウスの燃費がよかったか改めての実感もあり複雑な気持ちの冬です。
コメント
そうなんです。面倒で・・・面倒で。
更に・・・
現在の事務所指定の給油所の機械が、欧州車のガソリン注ぎ口に対応しておらず、半分くらいで勝手に給油ストップします。これは欧州の法律で給油中のガソリン気化防止の蓋とその位置、機構が古い日本の給油ノズルでは対応できていないため、直ぐに満タンと誤認してストップがかかる為です。このため今は「風」だけ他の新しい設備のスタンドで給油するというオマケ付き・・・(。>0<。)
トホホの状態です。
給油って、費用的にも厳しいのはもちろんですけど、結構面倒なんですよねぇ。そこは、電気自動車にメリットを感じるところです。