今日、巻甲の家の換気調整を行ってきました。
えっ・・・完成見学会は終わったのにやっと換気調整ですか?
といわれそうですがそれには訳があります。
実は完成見学会の前日に行った予備完成チェックの際に、計画換気扇の給気風量が違和感があり、見学会当日の機械を使った風量チェックで何時もと違う風量特性であることを確認しました。見学会時には休日もあって直す事はできないので、建設会社さんにその日のうちにお伝えだけして、翌日天井を剥がしてでもダクト全てを確認する事になりました。そして次の日・・・設置した担当者さんが過去を振り返ってよく考えると・・・
ダクト養生用の断熱材を取り忘れている事に気がつき、それをダクト内から取り去ると・・・
何時もの風量特性に戻りました。
このように完成時のチェックは大変重要なことで、得に設計者によるチェックは違和感を見逃しません。とくにこのような換気は無論、構造のチェックは多分工事監理が別になっている最大のメリットになるはずです。こんなことは社外の工事監理者で無いと気づいてもこんなものだろう・・・で終わることもありますから・・・。
さて・・・手直しもほぼ終わり、ようやくお引き渡しの準備が整いました。