エネループ完全移行計画

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

いまや家電製品を始め至るところに使われている電池。特にリモコンの多機能化により消費電力も多くなりあっというまに電池切れ交換と言う事も多い。特に事務所で使用しているエアコンは、リモコンと本体とで常に通信をして温度監理をしているらしく、直ぐに電池切れになる。(事務所では今年から灯油を使うFFストーブの稼働率を落としてエアコン暖房を多く使うようにしている。理由は灯油が高騰しかつエアコンのCOPが高い機種を昨年から使っているから)テレビ、AVなどリモコンだけでも10個以上有るので電池は数多くいる。使い終わると市の再資源ごみに出すのであるが、市で回収をおこなっている電池のリサイクル率はおもったよりも多くない。(個人的にゴミの収集方法から感じるし、電池工業会HPにも充電式小型電池をのぞく乾電池はリサイクルの必要性があまりないように感じる。)そういった背景があるのでエネループと言う充電式電池(ニッケル水素電池の一種でサンヨーさんから発売)に全面移行計画である。繰り返して使える電池は私が子供の頃から発売されており、今の主流は大容量が比較的安価で可能なニッケル水素電池である。(プリウスのバッテリーもニッケル水素)ノートパソコンやデジタルカメラはリチウムイオン電池が主流であるが、高価である事と、電圧制御が複雑なため汎用品の電池はニッケル水素電池である。ところがこのニッケル水素電池は、充電してから直ぐに使う用途には問題ないのだが、時計や目覚まし、リモコン等の長期間に渡って使う用途には不向きである。それはニッケル水素電池の特徴が、高容量ではあるが、自己放電が多いからである。ところが2年ほど前に電池のサンヨーさんが開発した「エネループ」電池は、ニッケル水素電池でありながら自己放電が少ない事が最大の売り。よって購入後直ぐにつかえると言う特徴をもち、また充電してからも長期間に渡って保存してつかえる。これはリモコンなどにもうってつけ。また繰り返し1000回は使えるので、1回リモコン用に使えばその家電機器が寿命を迎えても尚使える。長期間捨てることがほとんど無いのでゴミを出さない。価格は100円ショップ電池の13倍、一般電池の7倍位か?でも長期的に考えれば少なく見ても50倍以上も多く使えるはず。充分経済的であり、お勧めである。(・・・普通のニッケル水素電池は、デジカメのような短期間で使い切るような用途には充分使えるが、やはりメモリー効果もあるのでこのメモリー効果も少ないエネループ電池はお奨め。)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする