後付け高性能断熱開口補強

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  • 青字2008.06.15加筆
  • 今日メンテナンスに伺ったS様の家で大変面白い物を見せて頂きました。なんと簡単に開口部の断熱補強が可能なのです。

緑の家で使用している断熱性が高いペアガラス(空気層12mm)といえども、壁の断熱性と比較すると1/9から1/7しかなく、家の中の熱が逃げる約1/3は、開口部からです。特にその中で大きい面積を占めるガラスの断熱強化は我々技術者には大きな悩みの種です。(真空ガラスという非常に高性能なガラスはあるがとても高価)ところが手軽にガラスの断熱向上できるものがあります。それは写真のとおりポリカーボネート製の厚さ5mmの板。ただトーメイではありますが、ストライプ状となっており使うと下のようになります。目隠しがあってもよい部分のガラスや最初から不トーメイのガラス面に使えば問題ないでしょう。この製品のすごいところは、価格も安く、加工もしやすい、紫外線にも強く、衝撃にも強いため、簡単に貼れる割には、きれいにそして仕上がりもよいことです。特に加工は、DYIショップで切ってもらえばきれいになります。これをSさんは貼ってはがせる両面テープ(←ポイント)で周囲だけを固定。取り外し可能にしています。まさしく衣替えする窓ガラスという感じです。いぜんTVで仮設住宅のガラス面の断熱強化策を見ましたが、ダンボールややわらかい素材(プチプチ)でで造っているので見た目にはちょっと・・・。ところがこれは見た目がよく、価格も91cm×182㎝ で1500~1800くらいだそうです。 2980円です。(6月現在)これで3重ガラス以上の断熱効果があると思われ、とてもよいアイディアと感じました。もし少しでも節電やCO2排出防止を実行を考えるならこの商品はお勧めです。(事務所の窓にも貼ってみよう (^^♪ )

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