CO2削減を推進するのはいいけれど・・・。飛行機編

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CO2の削減目標を25%と国連で宣言した日本ですが、さてどこまで目標に近づけるのか?・・・今日は家とは直接関係ないですがエコについて先週少し取り上げましたが、エコ=CO2削減であるので飛行機について少し考えたいとおもいます。

 最近海外旅行が如何にCO2を一挙に排出しているかを知りました。拙者14年間くらい海外へは行っておりません。最後に行ったのが、当時の会社の研修でカナダのケベックです。確かに世界の裏側まで13時間くらいで行ってしまうそのエネルギーは凄いものです。
 仮に今、ハワイのホノルルまで飛行機で往復すると1300kg/人のCO2を排出します。これは日本で家庭から排出される一人当たりのCO2に匹敵します。わずか数時間で一年分のCO2を排出する事実に驚きました。
 レジ袋を少なくする等の日常の中の小さな小さなCO2削減よりも、また暖房エネルギーを減らすべく超断熱住宅で暮らすより、一回海外旅行を取りやめたほうがCO2は一気の削減できるこの事実。

日本は現在海外との輸出入で経済が成り立ってますので、今すぐ海外へ行く回数を減らせといわれてもそれは難しいでしょう。しかし、もしCO2による温暖化がとても深刻なら(小学校ではそのように教えていたらしい)、レジャーで海外旅行をする人は温暖化防止に貢献できる他の行動で飛行機分の貢献をする仕組みを義務化(カーボンパスが良いかは不明)するのがよいと思います。
 まっさらな心で真剣に先生から「地球温暖化」について学んでくるのに、その後何も知らないで夏休みに海外家族旅行したなら
「何だ、大人の言っていることは本当ではないんだ。最もらしいことを言っても努力しなくていいんだ」
と感じることになります。
 25%削減という高い目標なら、特に飛行機利用は一番短時間でCO2が排出される行為ですので、真っ先に手を打つという行動があってもよい気がします。飛行機業界が大変だからできないとなれば、経済最優先の以前の米国と同じスタンスですね。
実は拙者は、何となく温暖化というものに名を借りて、石油枯渇の問題を解決しようということが見えかくれするような気がします。いろいろな企業、政府が何とか日本にエネルギーと稀少金属資源を供給できるように日夜努力していると思います。それには大変感謝したいとおもいます。そして近未来には、持続可能な社会になるように皆が同じ意識で目標にむかい努力することを願います。

超断熱をなぜ今行う(薦める)か?はいつも申し上げているとおり、将来の石油等エネルギー枯渇に対し充分対応できる性能の家を造る事が、長寿命住宅の性能だと考えているからです。

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コメント

  1. オーブル浅間 より:

    仰せのことよくわかります。
    情報は権力ある機関に操作されれば、偽が事実としてとらえられてしまいますよね。その疑いを思いつつ物事をとらえる行為は良いと私は思い、いつもそう考えるようにしてます。でも感化されやすいですが・・・(汗)。
    稚拙な持論ですが、温暖化は生物が謳歌しやすい地球のサイクルで、氷河期より悪い影響を人にもたらさない気がします。恐竜が栄えた時期も温暖化のときと習った記憶があります(絶滅では困りますが)。人間がその多くを水分で形造っている以上、細胞が破壊される氷点下は即「死」を意味します。寒さはDNAに刻まれた恐怖です。
    逆に数度しか熱くならない温暖化は即「死」ではないので、恐怖がありません。氷河期ではなく温暖化でよかったと思う極論はあると思います。
    最近、
    「石油は枯渇するだって。だったら循環可能なエネルギーを発明、発見しよう!そして長い時間育てれれたこの大地とともに生きるよ」なんて子供たちがいっぱい、いっぱい増えることを考えるとわくわくします。
    科学は人の心を豊かにするものであってほしいと私も願ってます。

  2. 匿名 より:

     温室効果、この言葉を初めて知ったのは30年くらい前、当時小学生の私は「第3の選択の謎」という著書や木曜スペシャルで放送された、同じタイトルの番組で知った言葉です。
     この本はUFO研究家の矢追純一さんが書いたもので、地球は温室効果により人類が住めなくなるためにアメリカは当時の敵国であるソ連と裏で手を組み人類の火星移住計画を極秘に進行しているということを暴いたという内容の本でした。 
     当時の小学生たちは、この話を信じていたのですが、普通の大人たちは、いわゆるオカルト物ということで、温室効果という現象とともに、こんな話はだれも信じていませんでした。
     当時は逆に地球の温、冷サイクルから考えると、氷河期がくるサイクルがくる、また核戦争でニュークリアウインター、核の冬がやってくる、1999年には隕石が降ってくるなど、21世紀は寒い時代になるという考えの世の中の風潮がありました。
     今、まじめな顔で、温室効果といわれても、怪しげな情報に鍛えられて育った私は、どうも真剣に考えることができず、学校でそんな怪しげなことを教えてもいいのかとか、どこか疑って考えてしまいます。そしてこのことは、政治色の濃いかなり眉唾物の論理ような感じでなりません。
     そしてこの流れは、閉塞感のある世論を共通の敵を二酸化炭素とし、どうにか国民をまとめようとするアメリカの得意の政治手法のようでなりません。(過去のアメリカのように閉塞感を打破するために特定の国を敵にするよりずっと良いのですが)しかし事実として化石燃料は有限ですし、この流れが暴走せずに本質を見極め良い方向に向かってくれたら良いと願います。