「 2009年12月12日 」一覧

新潟の家 拘りの壁塗り 漆喰DIY挑戦

こんな風に仕上げがる漆喰です。

今回の漆喰は、先日のブログでご紹介したとおり、「西洋漆喰」です。下地処理が簡単で、何と言っても普通の左官屋さんが必ず塗るシーラーと呼ばれる化学物質や化学パテを一切塗らない漆喰です。
ではシーラーの変わりに何をするか?それは「こんにゃく水」を塗るのです。こんにゃく水と漆喰が混じるとご存知の固形の「こんにゃく」ができます。
漆喰壁を塗りながらその隣で同じ材料で「こんにゃく」もできると言う、本当の食べられるくらいの自然素材の壁です。嘘みたいな本当のお話です。

まずは材料と道具です。
手前の袋に入っているのが練済み漆喰です。奥の道具は建て主さんのお父様のものです。
よく練ります。人力でもOKですが、やはりこの方が早いです。

こんにゃく水です。
手についてもべとつかず、間違って舐めても食べ物ですからOKです。でも食べると作業できないので食べないでください(笑)。

こんにゃく水でボードの継ぎ目にカンレシャを貼り付けます。素手でも大丈夫と言うところが、食べ物のこんにゃく水のよい所です。

たまたまお越しになられた「仲村建設」の専務さんから記念に塗ってもらいました(更に下地処理も手伝っていただきました)。

私も塗らせて頂きましたが、さすがにこのうす塗り漆喰は初めてで、上の写真のようにはできませんでしたが、そこは気持ちでカバーです。