工務店さん向けに出版されている業界誌に「日経ホームビルダー」という月刊誌があります。いつもおもしろい記事で感心しておりますが、今月号は特に住友不動産が1億7千万円の不正受給という興味深い記事内容です。
実はこのように業界の裏事情も記載されており、家造りに興味あるある建て主さんも一読をしても良いと思います。一般の方にも販売自由(バックナンバーなら1冊単位で購入可)なはずですので是非どうぞ。
さて今週のびっくり事件は・・・
なんとリフォーム業界の巨人「住友不動産」が補助金を不正受給していたというお話です。それも300件を超えるとのことです。これはびっくりしました。皆様の税金をかすめ取った段取りをしたということで特に兵庫、大阪の住民さんはさぞご立腹されていることと思います。その手口も書類の完全偽造ですから悪質なのに会社は一切もらってない(建て主に入った)と悪びれる様子が伺えないのです。これは不正受給を返したから良いだろうとの感じがします。本来泥棒をした人が「返したから文句はないだろう」ですみますか?
1億7千万円の不正受給(報告書改ざん偽造)なのにTVで大きく報道されないのは、この会社がTVのよくスポンサーになっているからでしょうか?とても不思議です。特に朝のワイドショー系報道番組など一番に大きく取り上げるような内容です。
次に当事務所が力をいれてお勧めしている「超高断熱」の時代がもうすぐそこまで来ていることです。こちらのパンフレットは大手断熱材メーカーのものです。こんなに大きくQ値1.0くらいの家を紹介してます。ここから数年もするとSSプランのような超高断熱住宅が普通に検討比較されるようになります。これから住宅をお考えの方は、ハイブリッド車が必ず比較検討対象になるように今一度この価値をお考え下さいませ。新潟県ではきっと後悔しないと思います。
コメント
kotaro様
コメントありがとうごおざいます。
やっぱりいらっしゃるのですね。個人購入の方が。
kotaro様のように勉強熱心な方ですと如何に大手が金額とは不釣り合いな家の仕様を勧めているかわかるのですね。国の補助金がでる太陽光発電パネルの金額も一部本体金額に乗せてパネルを安くみせているように見えます。
日経ホームビルダーは興味深い特集のときは、インターネットで注文して時々購入しています。今回の号は購入しませんでしたが、政策のおいしい部分を大手企業が懐に入れている構図がまさに示されている実態と思います。懸命に勉強をしてQ1住宅に代表される高気密住宅の施工に努力している中小工務店さんがきちんと政策の恩恵を受けられる様にしていくべく、ユーザーである建て主も勉強が重要だと思いました。