これは大きっらいな「マダニ」です。
マダニに噛まれた人はわかると思いますが、こいつはタチが悪いです。なんと言っても小さいですから・・・
私は家に自然素材を使うのが好きですが、自然の環境を家の中(居住空間)からなるべく排除したい人間です。ですので、実は夏の山キャンプなど考えられません。あれほど自然素材、天然素材が好いねと言っておきながら・・・不思議と思われるでしょう。
この写真は昨日体についていた「マダニ」です。この日4匹目の捕獲。
昨日寺泊から出勤する前にお手伝いしている「自然農園=スパイラルゲート」に立ち寄りました。雨が夜降ったので造った土留めの状態を見るためにほんの2~3分だけだったのに、会社に着いてみると体に「マダニ」がくっついていたのです。
ここ数年毎年一回はこいつに噛まれるので、少々神経質になっているかもしれません。それは、なんと言っても体に口を差しこんで寄生するその生態は気持ち良いものではありません。
マダニは家の中に通常いるツメダニ、コナダニと違い人間を標的に生きてます。このマダニは2mmでまだ若虫ですが成虫で吸血すると7mm位の大きさになります。それがとてもグロテスクです。
さて前置きが長くなりましたが、私は家の周囲が自然環境が豊かな事が理想ですが、家の中や庭内は縄張りを強く主張する人です。だから家の中にできる限り虫類はご遠慮願いたいです。家ではハエや蚊など絶対いてほしくないし、ゴキブリ、黒蟻さえみたくありません。だから自然素材が好きでもログハウスのようなシェルター性が低い家よりはりシェルター性の高い建て方(超高気密住宅)が落ち着きます。
例えば家の外が氷点下で吹雪いている時に、窓一つ越しの家の中では半袖で生活できる、また外は灼熱での海岸で水遊びしている人を、除湿冷房が効いた部屋の中から見る事ができるそういうシェルター性が好きです(なんとわがまま、であるからこそシェルター性を高く)。それは家とは「外敵から守る事」も重要な要素ですから・・・。だから夏のキャンプは考えられないのです。寝ている時にこのようなダニや山ヒル、アブ、ブユが騒ぐ夏の季節にわざわざ標的にはなりたくありません。
自然界では大型肉食獣が最大の脅威ですが、それと同じくらい驚異なのが「蟻」と言われてます。いわゆる黒蟻です。日本にいる黒蟻は毒針を持った種族は少ないですが、日本以外は当たり前のように毒針を持った蟻がいます。つまり蜂の蟻版ですというか蟻と蜂は親戚だそうで、両方とも恐ろしいのは集団で統率された行動する事です。特に蟻の集団は自然界の生物(虫や動物、そして人)から最も恐れられている肉食系の生き物です。
家屋で恐れられている白アリは逆に植物しか食べないので、毒針を持った蟻がいる地方から見れば益虫です。自然界(キャンプ等)では全く恐れる必要がない生き物なのです。そう考えると白アリが可愛く見えますがまあ財産を囓ることは好まないので「対策」は必要です。
今日はとりとめのない話でした。