新潟の家から 新年から木の事 

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おけましておめでとうございます。
今年も弥彦神社に行って来ました。

 毎年母を連れて伊夜彦神社(お札にはこのように書かれている)に行きます。なるべく混ざつを避けてお参りするようにしておりますが、今年はこのくらいでまだ通行制限がありませんでした。

さて、このブログの特徴である木の事について、この弥彦神社で是非実践して頂きたい事があります。 参道を行くと

 山門がありその左右の格子が入ったところに守護神がまつられています。

 この格子のところです。この山門は私が新潟に戻ってきてから一度も手を加えられておりませんから20年・・・いや30年位は少なくとも経ってます。
その30年経たこの楕円部分に触って見てください。

 色はこれぞ「シルバーグレー」。その触感はつるつる、すべすべ。

15年間毎年触れていますが、15年前と 殆ど変わらない「つるつる」です。本当につるつるのままなのです。

木は「檜」、向きは東、2m以上屋根の突き出しがあるので殆ど雨は当らないでしょう。太陽も廻りが林なので差し込みません。このような条件だからかもしれませんが、檜という木は凄いですね。触れるとその指先に伝わる同じ有機体の感触に感動します。
メンテナンスは多分乾いた布で擦っているだけと思います。ああっ無論、無塗装の木です。檜という木を見つけ神社を作る時はそれを選ぶ祖先の知恵に感謝、感動しています。

是非皆様もお試し下さい。

一方お札が売られている社務所では、後付け囲いがありこれは雨ざらし。だから何か防腐材をたっぷり塗ってあります。対照的な使い方です。

 雨の当るところは昔のコールタールを連想させる黒いべた塗色。

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