無関心ではいられない・・・

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頂いたコメントで配慮に欠けた言葉を訂正しました。2011.04.22

最近福島県の学校の事を聞いたり、見たりすると心が苦しくなります。
放射線関連は素人ですが、どう見てもおかしい事が福島県の学校で行われてます。子供達全員が白マスクしている画像は寒気を覚えます。

これで本当に民主主義の法治国家なの?といえるほど異常な状態。もっと危険なのはそれを無関心や人ごとのように捉える人たち。

 

この原発事故が起きる前は、放射線は危ない。だから簡単なX線写真でも男の人は陰部に鉛入りのエプロンを当てるし妊娠している人は微量のX線撮影でも基本的に避けなさいと言われていたはず・・・。心あたりありませんか?

胸部X線の放射線量は50μSv/h相当。歯や足のX線ならもっと少ない5~10μSv/h相当。たったそれだけでもリスクがあると言われ、男性は精子がおかしくなるリスクが増えるとのことで、鉛入りのエプロンをするし、そのX線放射室には「放射線による立ち入り制限区域」として許可なく勝手にはいれない。そんなに気を付けていたはずなのに、この原発事故以後は急に放射線は危険が少ないものとなったようです。つまりグランドに1時間いるだけで軽いX線放射を1回受ける事になります。学校のグランド自体が病院のレントゲン室と同じ状況でホントにそれで皆さんは(親、先生、教師そして子供)納得できるのでしょうか?
更に登下校もあるし、家にいても放射線物質が舞い込んで来れば屋外と変わり無いでしょう。

急に放射線が体に影響を及ぼす事がなくなったのでしょうか?もしそうなら今から病院のX線を撮影する時に、あの鉛エプロンをしなくていいよ、出入り自由、と国が通達をだしてください。妊婦もX線写真は問題ないと宣言してください。

そんな放射線を受ける事がわかっていて子供をその学校に行かせるなんて、過激ですが親の責任放棄としか言いようがありません。たった一年位他県の学校でも問題ないでしょう。どうしたんです。大人(親)たち・・・

この件の詳しいブログや資料はここここです。

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コメント

  1. オーブルの浅間です。 より:

    hoga様
    コメントありがとうございます。
    文面からお気持ちしっかりと伝わりますし、わかります。
    実は「無関心・・・」なのは私達福島県外の人の事を言ってます。国民の多く人が「福島県で行われていることはおかしい」と声を上げ関心を持ってくれたらもっと大きな力になると思って発信しました。
    そして一番大事なことは、被害を受けている方があきらめずに主張し団結していただければと思ってます。hoga様が仕方がないと思った時点でその力は失われます。
    子供を守れるのは最後は親しかないことを私も親ですから知ってます。
    経済的に影響が少ないように一時避難では如何でしょうか?勿論ご主人は残って頂き、お子さんと奥様でだけで。
    特に新潟県の長岡市では宿泊無料、食事無料、学校転入斡旋を行っております。是非問い合わせ下さい。
    過去に長岡市や地震被害を受けた市町村では、受け入れが他より良い条件という事があります。勿論避難先ですから不自由はありますが、先ずは安心です。夏休みまで如何でしょうか。
    http://www.pref.niigata.lg.jp/bosai/hinanshaukeire.html
    で見られます。
    もしわからないことがあれば、私が県や市に問い合わせます。
    気軽に連絡ください。お待ちしております。

  2. オーブルの浅間です。 より:

    酒井/高崎市様
    コメントありがとうございます。
    また有益なサイトの紹介頂きありがとうございます。地球温暖化関連の本の時はあまり意識しておりませんでしたが、私も最近のは紹介のブログによく立ち寄ります。
    今日の報道でも有りましたが、東電(政府)からの情報が出てこない限り、風評は避けられません。今だ海洋のヨウ素とセシウム以外の情報は発表されません。きっとレベル7の発表と同じように薄まった頃に発表されるのでしょう。
    今はストロンチウムなどの怖い物質の発表がされていなので、申し訳ないですが私は今、わざわざ茨城沖、宮城沖の魚を買うような「偽正義行動」はできません。
    漁業の関係者のお気持ちはよくわかりますが、おっしゃるとおり自分で判断し行動するしかないと思います。それは数十年後に何かあっても、人のせい(国のせい)にはしない事にもなるような気がします。
    自分で判断できる大人や影響の少ない老人は良いですが、子供は誰かが守らなければと思っていました。

  3. hoga より:

    始めまして。
    私は福島県郡山市内にて個人事務所で細々と食いつないでいる者です。
    「責任放棄としか…」という文面を見ましたのでコメントする事に
    しました。
    私には長男6歳、長女2歳、次男0歳と3人の子供が居ります。
    長男は4月より小学校に通う事になりました。
    正直、1年間でも移住が出来ればと考えますが、現実的に難しいと思っております。
    家族全員が移住する為の費用の確保が難しいからです。
    引っ越し費用、家賃、生活費その他諸々と、今準備出来る福島県人がどれほど居るでしょうか。
    ただでさえ就職難の時代です。
    転職も難しいでしょう。
    同じ学校に通わせている親達も放射線による健康被害の心配を
    顔を合わせれば口にします。
    無関心で通わせている訳ではないように思います。
    解ってはいるのです。
    けれど出来ないのです。
    我慢しているのです。
    郡山市の小学児童数だけで21500人程おります。
    どこに受け入れ先があるのでしょうか。

  4. 酒井/高崎市 より:

     「直ちに健康に影響はない。」
     直ちに健康に影響があるならば、白血病になるか、すぐに死んでしまいます。
     確かに嘘ではありませんが、「今後数年後、10数年後に過剰発がんする確率が高まる、老人は相対的に影響が少ないが、子供たちには大問題だ」という、セットで伝えるべき情報は、福島県の人には知らされなかったのです。
     本当のことが知らされないと、風評が生じるそうです。
     最初に避難させるべきだったのに、あまりにも範囲が広すぎる、人数が多すぎる、影響が大きすぎるので、決断できなかったのでしょう。
     最初にボタンをかけ違えてしまったので、その後も対策は迷走することになりました。基準を緩くするという、逆のことをしてしまいました。
     一律に警戒区域にせずに、例えば「がんになる確率が高くなることを理解して一筆書いた高齢者」等は自宅に戻ることを認めても良いのではないでしょうか。
     避難所で過ごすほうが、がんになるよりも、ストレスや感染症で命を落とす危険性が高いおそれがあります。 
     逆に、子供については、もっと広い範囲で避難が必要でしょう。
     
     どうやら、政府には国民を守る余裕は無いようですので、自分の身は自分で守らないといけないようです。
     正しい情報も、自分でネットで見つけるしかないようです。
     既にご存知じかもしれませんが、中部大学の武田邦彦教授のHPが参考になります。
     一人でも多くの方が、自分と家族の健康を守れますよう、祈念いたします。