この新聞の見出し・・・
「超高気密・高断熱の住宅」
そして・・・
特集 「R-2000住宅」
日付・・・
1991年5月31日
この新聞の中頃には
上野住宅建材(株)さんの全面広告・・・
文字が小さいですがここには
「全国に先駆けてR-2000」実験住宅一般公開
「カナダの・・・と、2×4協会と・・・、新大の・・・ 指導協力のもと・・・」
(以下略)
先の紹介した内容を裏付ける新聞広告が残ってます。
なんと22年前です。つまり23年以上前に超高気密高断熱住宅(R2000)は既にあったのですね。
この窓の性能を見てください。22年前で1.5kcal/m2K(1.7W /m2K)。すごい性能の窓を勧めていたものですね。
当HPトップや、いつも申し上げておりますが、
家造りで最も大事なことの一つに
「過去が重要」
と言っております。
過去はその企業や個人の信用です。
「何を今まで提供してきたか?」
「それは提供者、世の中のためになったのか?」
23年前にこれだけの物を勧めた「上野住宅建材さん」・・・すごい会社です。
今とても優れているTOP企業は過去をとても大事にします。
過去があってこそ現在があり、過去を否定する事は今を否定する事になるからです。
当HPも過去13年分がほぼすべて記録が残ってます。
これは自慢です。ほとんどの住宅メーカー、施工会社のHPには過去がありません。
過去を消し去る・・・情けないことです。
そんなR2000住宅ですが、今23年経ち、その間追加エアコンやストーブなど気密を悪化させる工事が多々あったので、このリノベーションに先立ち現在の建物の気密性能をチェックしました(皆さん興味があるでしょう?)。
その③でご紹介します。