超高断熱と自然・天然素材床下暖房の    五月町の家②

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五月町の家の設計は、ダイニングテーブルにあわせて行われました。

特にキッチンはその大きさや仕様が既製品では上手くいかないので完全オリジナルです。

ふとみると、穴の開い扉???何のため?ただのデザイン・・・いいえ違います。

写真のとおりこのキッチンはオープン型なので、いつもキッチン上に物が出ていると気になります。そこで使ったらすぐ片付ける・・・ここまでは普通に皆さん考えます。
しかしいざ現実に片付けようとすると、水っぽい鍋やフライパン、特にやかんなどキッチンに入れてしまうと、今のキッチンは密閉度が高く乾きません。へたをすると中でカビが繁殖する高湿気になるかもしれません。だからある程度乾くまでカウンター上に出しっぱなしなのです。しかしこのキッチンは穴が開いており、中に半がわきの物を入れても湿気がこもることはありません。

実用性を考えたデザインなのですね。ゆっくり「自動」で閉まる引き出しではありませんが、普段使いには必要かつ十分の機能を持つキッチンです。7年前からこのような密閉されないキッチンをご提案しておりますこちらで過去の家のキッチンをご紹介しております)

幅2.2mで奥行き90cmの不思議な形のキッチンですが、つま先入れ場、対面式の流し、埋め込まれたテーブル用コンセントとLAN端子・・・普通のキッチンではこんな形状、機能、ありませんね。

更にスーパーのレジ袋を引っかけて分別ゴミ入れにするためのデザイン、まな板が置いたまま乾かす収納、ふきん掛けなどシステムキッチンには見られない工夫がある、オリジナルキッチンです。

そして素材はレジのカウンターに使われる超耐久性のメラミン樹脂。いつもさっと一拭きできれいになります。クレンザーも使える高硬度な素材。すでに30年を超える実績があり安価です。

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