超高断熱の家 西裏館の家の工夫① 設計の工夫

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Dsc04537上部に付加断熱材が設置された基礎内断熱の構造。基礎下部は外断熱され、中間部のみ基礎が露出している。

この写真・・・

「あれっ」

と思われた方もいらっしゃるでしょう。

基礎が高い「SSプランの緑の家」なのに、基礎があまり見えない・・・

しかしこれがシロアリ対策と熱橋対策のバランスです。

231_2SSプランの基礎断熱

231_3_2SSプランの基礎断熱

3321_2_2
Sプランの基礎断熱

建物の重要な部分である土台や柱根元のもっと危険な現象は、シロアリによる食害です。この食害は全ての家で起こるのではなく、確率的に1/100~1/500くらいでしょう。

ですが・・・
シロアリに食害されるとそのダメージを受ける部分が木の木口になります。木口は耐力上重要な接合部分なので、結露で被害を受ける木の部分より、蟻害の方が耐震性の耐力は大きく落ちます。

そこでまず最初に対処しなければならないのが「防蟻性」で、次に「防露性」となります。この部分では断熱性より防蟻性が優位になります。ここを疎かにする考え(外断熱基礎)がありますが、それは寒冷地以外では大きな間違いです。そこでSSプランの家以外は「防露性」が「防蟻性」よりすこし緩い基準で設計されております。一方SSプランの家は上の図のように防蟻、防露、共に高い基準で設計されております。

すると下の写真のように基礎が高いにもかかわらず基礎が高い外観では無くなり、そして基礎下部の保護された独特の形状の基礎となります。

Dsc04561米杉の貼り始められた「SSプランの家」。

そんな西裏館の家の構造見学会を1月14日15日と行います

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