緑字2012.05.22 事務所にて加筆
今埼玉県のさいたま市でこのブログアップ中。後で修正があるかもしれませんが、とりあえずアップします。
見事なアトリウムのある埼玉県の合同庁舎1号棟。この付近はあたらしい建物が多くい。20年前来たときと全く違う景色。
今日は埼玉県さいたま市でネットゼロ住宅の補助金説明会・・・。
すごい人数で補助金24億円を1400棟分あるのだが・・・計算すると逆に1県あたりに30棟しかない。これではすぐに埋まるだろう。
ゼロエネハウスの説明会に来ている人数はどう見ても500人はくだらないから、この埼玉会場で6県が対象なら、来た人一人1棟分・・・。少なすぎる・・・。質問時間では、工務店さんと言うより大手建材商社の質問が多かった。
これは相当よい性能で提出しない限り採択はされないだろう・・・つまり削減率120%位か?
創エネにおいて日本海側は太平洋側比べ不利であるが、何とかSSプランの緑の家の性能Q値0.99なら採択されるだろう。採択基準が性能で決めるといっていましたからね。
この補助金は165万円で、その代わり太陽光発電を4.5kwほど付けないとゼロエネにはならないので、太陽光発電を緑の家に付けて補助金を考えている方は、来月10日までに申し込みが必要。問題はこの補助金自体が建て主さんではなく、事業者に支払われること。もしかしたら建て主さんへの還元をしない事業者がいるだろう・・・たぶん。
とてもこの周辺全体が調和しているのは、すべてグレーかシルバーの建物で、アクセントがグリーンだから。やっぱりビルでも緑が決めて。
お昼はさいたま新都心駅の「沖縄そば(ラーメン)」を食べた。太っといそばでスープはおいしいけれど、麵はちょっと好みではない感じ。やっぱり地元のそば(ラーメン)の方が好きですね・・・。お店自体は沖縄民謡BGMで感じは良かった。
午後には午前と似たような説明会があって、午前はどちらかというと中小工務店さん向け、午後は大きな工務店とハウスメーカー向け(ネットゼロハウス)といった感じ。無論工務店向けの方がハードルは低いが、補助金も低い。165万と350万となり、おおよそ倍違う。補助金の総額も24億と14億で、1.6:1となりこの比率は工務店さんと全国のハウスメーカーと大きな工務店さんの供給量の比率と同じくらいになるところが何とも興味深い。
ネットゼロハウス補助金350万の方は、そもそもの目的が私どもような小さい会社向けでないため、採択の確率は低いが事務所に帰り今回は両方に応募してみようと考えた。350万の方は、SSプランの家の標準仕様で、165万の方はSSプランの家普及タイプで。違いはヒートファクトリーがあるかないかである。ヒートファクトリーが入ると床下高さは必然に140cmになる。
さて、350万の方の採択基準は「ヒートファクトリー」が自然エネルギーに入るかどうかである。つまり革新的自然エネルギーシステムを採用したものでないと採択されない。例として「開口部通風利用システムとか自動制御式可動ルーバーとか床下冷熱利用」だ。何となく??で、普及不可能なシステムではないかな?そんなのがホントに普及する革新的システムか?床下冷熱ってホントに??。自動可動ルーバー??・・・
さて当事務所の排湯熱利用システムのヒートファクトリーでは、これは捨てられたエネルギーなのでそれはもう自然エネルギーになるかと思ういかがであろうか? さて問題は期日である。ネットゼロのヒートファクトリー提案の締め切りが今週となりすごく厳しい・・・。今日説明会で今週締め切りって・・・一体誰向け(ハウスメーカー向け)の補助金?もう既に提出している企業が30社あるということ。