天然素材使用の超高性能住宅     「緑の家」のスタディー模型

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 昨日造り終わったも模型・・・内部まできっちり造り、このように分解できる・・・結構大変でした。

「緑の家」では必ず模型(スタディー模型)をご呈示します(新築の場合)。

これはご契約前にその建物の外観の全容を感じとって頂くためです。

パソコン全盛の中、簡単に画面上で3D模型を作れる今でも、オーブルデザインの「緑の家」は実際の模型を作ります。そしてこれを建て主さんに持って帰って頂き、互いのイメージを共有します。この道筋が家造りには重要で、理解が深まるのです。

 全く違う雰囲気の模型。この辺りが逆に「緑の家」の特徴(「緑の家」は性能と素材に拘り、その建て主さんに必要なデザインを行うのでデザインの押しつけがない)。

模型や設計作業は数件で重複して行われる事が多いようです。
今回は全く違った2件の模型を作成しました。

 南に流れるシャープな屋根は将来の太陽光発電を載せるように計画されている。玄関の浮いた屋根、自転車置き場まで一体化される。

一件目は内装素材に拘った「仁箇の家」・・・。
スゥエーデン製のパインを居間の壁全面に使い、更に個室にはOSBをそのままむき出しで内装仕上げとする計画です。このOSB仕上げは10年くらい前にS邸で行っており、その統一感はすばらしく、とても暖かみのある家になっております。

 10年前に設計し。完成したS邸は家中がOSBボード仕上げ。

次に・・・

人の大きさと比べると屋根の低さがわかる。正面は店舗となる入り口部分。ほぼ床と地面が同じ高さとなり、これは親しみ易い建物条件。

次に店舗併用住宅で「新発田の家」(仮称)です。
一番の外観の拘りは、手が届きそうな低い屋根(軒)をもつ所でしょう。そこに合わせるように切り妻のスッキリした屋根が連なります。

 窓が1つしかない北側の外観。その理由は・・・

北側(普段は目にしない建物の裏側)は、窓が一つだけ・・・。
これは立地条件が「準防火地域」という火災に対し配慮された建物を造らなければならない地域ののため、樹脂サッシですと非常に高価なサッシを使う事になるので、必要最小限度に抑えました。

植栽と看板、駐車場等外構計画までされた模型。なんと車まで一台一台手作りで、その雰囲気に合わせ造る。今回は欧州車・・・何かわかるかな?

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