今日は三菱さんのエアコンの説明会に来ております。エアコンと名がつけば何処にでも顔を出したくなるのが浅間です。
驚いたことは・・・
なんとこの講習会では「お弁当」が出るのです。↓
私は事務所を設立してから15年間、お弁当付きの研修会に出たことがありません。お弁当付きは、必ず主催者が民間企業です(あたりまえか・・・)。
実は20年前まではこのようなお弁当付き研修会や説明会は当たり前のように行われておりました。そうですね、ちょうどバルブが破裂する前の事です。当時は普通の建材問屋さんが一泊研修会を企画して、接待が頻繁に行われておりました。ところがバブルがはじけてから、このようなお弁当付き研修会は無くなり、手弁当の研修会や講習会だけになりました。
エアコン業界は3年間連続で国内の出荷台数が850万台を超える成長中の産業と主催者がいっておりました。、とても余裕があるのでしょうか、この月末にはエアコン工場を見せてくれるという企画を立てているようです。それも無料でバスまで用意して・・・。
あぁー20年前のようなバブルの再来でしょうか?景気がよくなることは賛成です。
さて、エアコンの工場見学は大変わくわくします。高気密高断熱と出会ってからエアコンについては私のライフワークようなところがあります。そうですね・・・かれこれ23年くらいでしょう。それなのに今まで一度も製造するところを間近で見たことがないのです。一度コロナさんの本社へ技術者との会話のため伺いましたが、工場は見せて頂けませんでした・・・。それが今回は主目的が工場見学とあります。これがうれしく無いはずがありません。
三菱さんではまだ若干名募集しているようです。もし工場へ行ってみたい方は今月の23、24日です。連絡先はエイブルプロモーション0258-28-3210まで問い合わせてください。明日まで受け付けるそうです。但し工務店さんや設計事務所関係者です。
::::::::::::::
さて、例によって研修会で質問しました。何しろ工場開発者が来ていましたので。
私:「最近定格出力時のCOPが上がっていないのはなぜか?」
三菱さん:「今省エネ評価が評価がAPFに変わったので、定格の半分、中間時のCOPがとても重要。だから定格COPの方は殆ど問題にしない」よ
うな回答がありました。そこですかさず、
私:「中間時のCOPが大切なら※、どうして中間時のCOPを公表しないのか?」
に対し、
三菱さん:「業界で取りきめた」
とのこと。に対し、
私:「それはJRAさんですか?」
との回答に
三菱さん:「経産省もはいっていると思う」
との回答です。
※・・・当HPで紹介している。APFの算出には中間時の性能試験結果がとても重要である。
中間時のCOP公表はとても大事なことだと思います。それは中間時のCOPがAPF算出の根拠になっているからです。この消費者にとって不利益な方針については、「爆風モードに対しその機種を公表するように」と指示した消費者庁に「公開の必要性がないか」訪ねてみようと思います。
次の質問で
私:「リビングが14帖のとき、14帖エアコンで暖房した場合と、8帖用2台で運転した場合は、8帖用2台の方が電気代が安いとパンプにあるが、これの理由はなにか?」
との質問に、
三菱さん:「細かいことを除けば単純に熱交換機が大きくなるからでしょう」
とのお答えを頂きました。当事務所がいつも申し上げていることを、メーカーが証明した事になります。
お疲れ様です。
三菱さんには誠実にお答え頂きました。ありがとうございます。感謝です。