家の設計を高性能で自然・木の素材。三条 長岡見附 柏崎 新発田 新潟で高断熱
何度となくブログに登場する「南雄三」という名前・・・。
住宅技術評論家として日本で一番有名な人です。その南先生が主催するBB研究会という、家造りを勉強する為に有志(工務店、設計事務所)が集まった会がありますが、年に6回くらい主に東京で研修会を行います。それが9月19日(すみません、18日の国の研修会には参加します)にあるのですが・・・残念ながら多忙のため欠席です。東京が30分くらいでいけるくらい近ければ・・・と思うこの頃です。
普通、研修会に行かないともらえないそのレジメですが、これがBB会員全員にメイルで配られるので、研修内容によってはそれだけでも内容がよくわかる・・・そんな良さがあります。
今回のテーマは「調湿が知りたい」というこの季節に最高のテーマです。
送られてきた南先生のレジメをみて・・・
「ああ、やっぱり南先生は師である」と想いました。
なぜなら・・・
そのレジメは大変よく整理されわかり易いのですが、「調湿は必要!」とか「必要ない」という簡単な言葉で書かれているのではなく、「調湿はこういうことです。後は自分で考えてください」と読めます(笑)。本当は少し紹介したいのですが、会の約束でレジメの公開は禁止です。もしご興味があれば南先生の書かれた著書などをお買い求め下さい。
それが良いのですね。よく他の研修会では「こうしなさい!」とか「これでなくてはだめなのです」とあるのですが、南先生の研修会はそうではありません。
科学的な根拠を元に、その内容を整理することで各人の判断を仰ぐように書かれ、説明されるのです。これはなかなかやろうと思ってもできない事です。特に最近はマニュアルが沢山世の中にあふれていて、最初から最後の結論まで導くように事細かく説明される事に、皆なれております。だから、このような「あとは自分で考えなさい」というスタイルは、人によっては頼りなくすこし物足りない研修会と感じてしまいそうですが、本当は違います。
自分で感じ考えるから、自分の物になり、自分なりの発想と解釈ができるのです。すると様々な発想が可能となり、どこまでも進化が止まりません。心が「自由」になる感じがします。だから「自由」の我が師なのです。足はどこまでも軽く(世界各地へ気軽に見聞)、でも緻密で気配りされる・・・だから各情報が糸で結ばれるようにつながり、それでいて発想は自由・・・凄い人です。
で・・・今度相互やりとり(コメント)が簡単にできるニコ生などで発信することをとりいれませんか?距離も感じさせない自由なネット配信を活用してほしいです。事務局であるアキレスさんにプッシュしてみます。きっとこの配信なら一般ユーザーが情報料を払っても?見たくなると思います。