超高断熱 荒町2丁目の家 外壁完了

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この家の特徴となるコーナー部分の大きなサッシ。サッシ下枠が1階の床位置となり、地面から1.5mある。

先週の台風(温帯低気圧)の襲来前に外壁を終了させ、足場のネット収納したら、外観がはっきりと視認できるようになりました。

貼ったばかりの外壁はまるで新卒さんの就活スーツのよう。これがシルバーグレーになることで味わいと魅力が増す。無論、無塗装仕上げです。

荒町2丁目の家の外壁は、拙宅の外壁と同じ、日本の杉の羽目板です。厚さは12mm程度ととても薄いのが特徴で、赤白混じりののためコストも安価、ガルバニュームと同じ価格で施工できるところが魅力です。

玄関部分屋根は、2.1m以上跳ね出される事で、玄関戸を雨から守るように計画されております。

玄関戸は2m+上の1.5mで3.5m・・・。中央配置の玄関にありがちな暗さを緩和する。玄関の天井高さも3.5mを超える迫力。

無塗装仕上げがシルバーグレーになった3年後の杉板無塗装の外壁

足場が外れるので屋根の納まりもチェックします。最近屋根下地の劣化が話題になっておりますが、その基本的対策は・・・

気密シートで室内の湿気を小屋裏に一切入れない事と、小屋裏又は屋根下の換気を標準(性能表示劣化等級3以上)以上取る事さえすれば全く問題ありません。特に三条以南の雪が堆積する地域では、棟換気が埋もれても屋根周囲から換気が確保できる開口部量を設ける事で屋根結露を防ぎます。

棟換気部分。この部分から夏の熱気を排出。荒町2丁目と西裏館付近は建築ラッシュ。周囲には数棟の施工中建物がある。

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