超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と②

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広角レンズではあるが屋根が大きい。延べ床は60坪程度であるが積雪1.2mに耐える屋根の出は1mになる。

低炭素住宅の国認定数値としてQ値0.81w/m2K(新Q値で0.98w/m2Kの超高断熱)の屋根工事が終盤です。

屋根の上に上がるとその広さにびっくりします。

良い天気で屋根が光る・・・。敷地制約上縦長のデザインが多い昨今、このおおらかな屋根はとても目立つ。

新潟県では冬に日射が殆ど望めないことから、南側の大きな窓は太平洋側の住宅と比べ重要視しません。しかし北より南側に窓があった方がよいに決まっておりますが、この日之出町の家は、割り切って意匠を優先。南側に大きな一枚屋根をかけて2階の住居は北に配置しました。流石に新潟でもこのような割り切りは少ないでしょう。

これはオーナーさんが数件家を建ててきた今までの経験もあるので、住宅はただ単に、日射や超高断熱だけ優先するのではなく、外観は時には明るさより重要だとの想いがあるのです。

この暖かさがファイバーシングル葺きにもってこいである。

一戸建て住宅は屋根が大きいほど綺麗に見えるという定番的な考えは大好きです。私の好きな建築家フランクロイドライトの造った一戸建て住宅の名作の大半が、軒の出(屋根の出)が2m近くも跳ねだしています。所謂水平ラインの強調デザインです。

ガルバニューム部分は太陽光発電が設置されるところ。落雪させるためにこの部分は板金仕上げ。

今日は屋根につく「鳩小屋」の位置を決めに行きました。この鳩小屋は鳩の巣ではなく、太陽光発電のケーブル引き込み為に設けた小さな屋根のことです。

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