新潟市 関屋の家 天然素材家具取り付け開始

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関屋の家の完成見学会は4月21日、22日に決定。後日ブログにて予約を募集する予定。

全て無垢材で作られるキッチン。接着剤も米のりと膠など昔ながらの素材。

「大樹の会」って知っている?

昔から使われている素材「だけ」で造ることを特徴としている家具屋さんである。

まず大樹の会のHP↓
http://www.hb-daijyu.org/

人工の揮発性化学物質が嫌いな方、苦手な方は多い・・・。

「緑の家」も家の中で最も大ききな面積を占める壁と天井には、AEPという殆ど匂いがでない仕上げ材を標準としている。これは事務所設立以来20年間も変らない。

一方造り付け家具や造り付け扉はそこまで気を使っていない。戸や家具はやはり変形が怖いので出来るだけ人工の揮発性化学物質の少ない接着剤を推奨はしているが、必須ではない。

関屋の家の建て主さんは、この人工、天然を問わず揮発性化学物質が苦手なので、この大樹の会に戸や家具の殆どを頼むことを条件にオーブルデザインに設計を依頼。

オーブルデザインは施工店(家具屋)さんが特に決められていないフリーな事務所なので無論大樹の会の家具もOK。その家具達が今現場に運び込まれている。

上の写真はキッチンの天板でこれからステンレスを被せるのだが、矢印の下地さえも当たり前だが無垢板で合板ではない。このままでも使えそうな木材・・・。見えない所に使う贅沢さ・・・。

仕切り壁に組み込まれたオール無垢材食器棚。

家族の間のコーナーに書斎棚も造り付けが故にコンセントも設置できる。

実は・・・この関屋の家は既にエアコンで暖房している。

これは家全体を暖めて夏に向かって発生が多くなる揮発性化学物質と、施工中に使用した主にシーリング材などの揮発性化学物質を早めに追い出す事をしている。専門的にはベイクアウトと言われ、シックハウス症候群で問題となった20年ほどまえによく行われた作業。本来なら夏の気温(30度~35度)まであげるとよいのだが、そこまでこの季節に上げると乾きすぎて、違う問題を引き起こすので20度~25度くらいとしている。

先回から庇の事を何度か伝えたが、関屋の家はAグレードのためサッシが外壁より内側に取り付くオーブルデザインオリジナルの単独取り外し可能窓。木枠を外すとサッシも外せ、外壁を壊す必要がない。そして木枠とサッシ保護のためこのような大型の庇が取り付く。

この仕様を10年前から提案し推奨してきた。手前味噌であるが自慢できる「緑の家」の先見性・・・。何故取り替えが必要なのかは・・・こちら↓を。

https://arbre-d.sakura.ne.jp/blog/?s=%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%B7%E3%81%AE%E5%AF%BF%E5%91%BD

https://arbre-d.sakura.ne.jp/home/midorinoiespec/select/window

明日はまた大阪へアンカーボルトと型枠の確認に伺う予定。

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