「て・こあ」でのある一日 ㉞ 井戸掘り その1

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どうしてこんなに古い床と生け花は似合うのだろう・・・。管理者の火受けを添えるセンスが素晴らしい。

ほおずきを見るともう8月なんだなーと思います。「て・こあ」の庭ではほおずきの真っ盛りです。

「て・こあ」の裏庭には薪小屋が3つ(臨時で1つ追加)ありますが、その小屋の真ん中に井戸を掘るべく今日地鎮祭を行いました。

「て・こあ」では、いざというときに完全な自立(電気、ガス、水道からの自由)ができるようになる事がリノベーションの目的の一つです。いざというときは来ないとおもいますが、電気(ソーラー発電とエンジン式発電機)とガス(プロパンと薪)はそろいましたので、後は水だけとなります。その水も中水となる雨水は1.1トン確保しましたから後は飲み水にできるような清水(わかして飲める程度)が井戸の最終目的です。



掘る前の祈願とお清め

地の神様に「無事故、取水」をお祈りをしていざ掘り始めます。

掘り始めたのは午後の一番暑い時・・・高年の私はさすがに掘る体力はありませんから、同じく「て・こあ」を支援してもらっている先生(幼稚園とヨガの先生)にバトンタッチ・・・。もうこんな気温の中なのに凄いパワーで掘り進めます。

スコップで掘れる所まで掘る。根っこや石が出てくるのではまだ堀が浅い。

すると・・・
地中からまず塩ビ?の配管がでてきました。これは多分、水道が十分でなかったころ裏山の貯水池から水を引いていたそうで、その名残配管でしょう。
深さ90cmで次に現れたのは・・・直径10cm程度の土管です。所謂暗渠とよばれる排水管・・・掘った穴の真心に出てくる運の良さ・・・つまり古くからこの場所は何もないところだということです。この幸運・・何ともいえません。
中心を南に30cm動かして再び掘ります。


穴の深さは2.2mくらい。

2mくらいスコップで掘り進めると、土の色が変わってきて少し水っぽい感じです。ここから先はスコップは無理なので手作りの掘削機で掘ります。水っぽいといってもまだ水があふれていませんから、バケツで水を穴にいれながら掘り進めます。

2.4m掘ったところで今日は終了・・・

「て・こあ」から寺泊の自宅への帰り道・・・今が一番綺麗な緑色の絨毯の真ん中を夕日に向かって走る心地よさ・・・きっと先生は堀疲れてそれどころではないとおもいますが、今日は先生・・・本当にありがとうございました。

おまけ・・・「て・こあ」のソーラー発電ですが、

快晴の午後、発電量が最高だろうなと思って見てみると、先回の雨上がりの晴れ(雲あり)より発電量が2割以上もダウン・・・高熱になると発電量が落ちると聞いていたけれど、ここまで顕著ということは、パネルが悪かったのか・・・国産にすれば良かったのかな。
6.6kwと先回の8.8kwより20%以上もダウン・・・。

8.8kw時のもの。雨あがりの雲のある晴れ間。 

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