今年最後の現場まわり

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今年中にコンクリートが打ち込めるかと思っていた西大畑の家の基礎が来年の打込みになりました。まあ、ここで間違っても仕方がないですから来年打ち込みましょう。

通り芯も綺麗にでている。

基礎配筋は特に問題なくスリーブなどが少々鉄筋に近すぎたりしていてその修繕をお願いしました。アンカーの出寸法も問題ないようです。

続いて長潟の家の現場です。こちらは最初から年内地盤改良のみでのよていでしたから特に問題なく工程どおりです。


柱状改良頭部分が少し見えている。

最後に小新南の家の現場です。
今日は珍しく晴れ間がでたので屋根板金工事が急ピッチで行われておりました。人数も屋根屋サンだけで7人くらい・・・・。


高さ9.9mのてっぺんは流石に風が強い。

第一種低層住居専用地域なので、軒高7mまでの制限を守りつつソーラーパネルが多く載るように招き屋根形状。北側もこちらオーナーさんの敷地
なのでできた形状です。

窓だらけの2階の南側・・・これで耐雪1mで耐震等級2を取得するのに6.5倍という高耐力壁を数カ所設け強度も両立させます。


FIX窓の巾は2.55mとかなり大きい。

その東南角にあるコーナーサッシ・・・採用して良かったと思える景観になります。特に「緑の家」では大変珍しいはめ殺し窓(FIX窓)を2箇所設けております。簾さえ掛けられればFIXの方が良い(長期気密性重視)・・・そんな気になってしまうほど最近は気密劣化に頭が痛いです(この事はまた後日に)。
この空間は2階・・・と言うことは右窓の先は大きなバルコニー

すると室内からこんな感じで丸見え状態になります。

ですが、一番設計で苦労したのは・・・

6畳ほどの屋根付バルコニー

このバルコニーへの「またぎ段差」を無くしフラットで出て行けるように下げたこと・・・。

このために構造が複雑になりこの部分を下から見ると複合梁の高さ(せい)が50cmを超えるような事態(コストが掛かる)になっております。それでもここが最初から大事な要望を叶える要素(部屋とつながった大きなバルコニー)だったので何とかそのように計画しました。

以上3件と三条の1件(もう1件はスタッフM)を廻ったら15時・・・完全にお昼抜きで体も軽い!

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