今年最後の模型です。
新潟市の砂丘の一番高いところに建て替えする寺尾西の家です。
殴り書きのような私とスタッフの打ち合わせメモ。暗号が書かれているよう。
うちのスタッフ達は優秀でこんな打ち合わせメモだけでMが型をおこし、それをN女子に打ち合わせで引き継ぐ・・・。
型と言ってもほぼ外壁しかなく後はN女子がフリーでおこす・・・手と頭だけで想像し形にするのです。出来てみればほぼ予想通り・・・。
知らない人から見れば記号や暗号が書いてあるような型紙と説明文のみ・・・それで上のように形になりますから一から作ったことの無い人にとっては不思議でしょうね。最近は指示無しで窓庇などが思い通りにできている・・・。
今回の特徴は道路からかかる高さ法律規制によって屋根の形がきまる・・・都市型の「緑の家」です。
ただし・・・砂丘の一番上だから混み合った市街地なのに何とか日本海が見えるのです。その見える方角に大きく窓を設けるとそこは西方向。しかし「緑の家」の簾をもってすれば全く夏の西日は問題ありません。それよりも大事なのはその先にある青い海原です。
西より側に巾3.64m高さ1.8mの窓が上下に揃う。無論「緑の家」の特徴の簾掛庇付。
XF1・・・気に入った。なかなか良いぞ。カッターの切れ味の良さまで伝わる・・・
大きな西よりの窓から中を見ると吹き抜けの下にオープンキッチンが見えます。スケール感がよくわかりますね。
来年12月までにご入居できる予定が埋まってきました。来年も今年同様に目一杯なのでしょう・・・とてもありがたい事です。