レジ袋と新潟の超高断熱住宅

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HDPE=高密度ポリエチレンで出来たレジ袋。

レジ袋(HDPE)・・・

最近、スーパーではレジ袋を必要としない買い物客さんが多くなりました。

私は必ずレジ袋を貰う派です。

10年以上前に始まったエコバック(自前の買い物袋=マイバック)。
最近はレジ袋をもらわない人が増えました。
私は貰う派で、レジ袋は事務所のゴミ袋として重宝しております。もしレジ袋を貰わなくなったら新たにHDPE袋を買う必要があるからです。

今やどこの都市でもゴミ処理は有料となり、ゴミ袋はその処理料金が含まれた袋に入れてゴミ収集場に出す事になり、これは増税(従来は一般税金でゴミ処理を賄っていた)となったと理解してもよいのかと思います。ゴミを多く出す人と少ない人との負担を平等にする方法としては良い事でしょう。

この有料ゴミ袋には大きさの違いがあり、大きい方が使い勝手はよいのですが、高いので沢山ゴミを詰めてから収集場に置く事が多いため、直接ゴミをこの袋に入れず、小袋に詰めて数日分出すご家庭が一般的ではないでしょうか。この時に私はこの小袋としてレジ袋を使います。またご近所さんから野菜を頂いたときや、お裾分けを入れるのにも使ったりして、レジ袋が足りなくなる事があっても余ることはここ数年で経験がありません。
このように使えばレジ袋もただのゴミではなくしっかりと最後まで役目があると思っております。

ですのでレジ袋もエコバックも生活全般を見渡すと使う資源に違いがない気がします。袋を使わない方法としては昔のようにゴミはポリバケツごと収集所において、それをゴミ収集担当者さんがひっくり返して車にいれ、またポリバケツは置いておく・・・。それを持ち主さんが洗ったりしてつかう・・・これなら袋は少なくする事ができる可能性があります。ただ、水洗いやネコ・カラス・時間管理などに問題があり消滅しました(私より年配の人はまた違う)。

さて家に話を移すと実は・・・

新潟では超高断熱はエコ(小エネルギー)ではないと以前から申し上げております。
資源を多く使わない(小エネルギー)のは極端な事を言えば「我慢」です。我慢とは寒さ暑さを我慢する事で、昔のように寒ければ着る、暑ければ脱ぐ・・・ということです。

その点冬に日射の恩恵がある関東では新潟と違い高断熱にすれば暖房を一切使わないエコ(小エネルギー)住まいが可能かもしれません。しかし日の射さない新潟で超高断熱を造っても家中暖房したなら、間違いなくエネルギーは我慢より多く使います。で、家中暖房を止めて普通の家で部分暖房しても殆ど変わらない暖房エネルギー・・・。地域環境によって状況が違うのです。

私は我慢によって心がすさむより、エネルギーを多く使っても心が豊かならそれでよいと思います。我慢しても大丈夫な人はそのようにすればよいし、心が荒む私は思いっきり暖房します。人はそれぞれであり、どちらかが優れているという考えを押しつけるような、何かにつけてエコだから・・・というのはその点で違和感があります。

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コメント

  1. オーブルの浅間です。 より:

    ウチダ様
    >しかし最近はスーパーが袋の質を下げてきていて、家に帰ると穴が開いている、ということが増えました。 
    実は私もそう思っておりました。
    直ぐに破れる!・・・特にドラックストアーやイオンの有料袋でさえ破れます。

  2. ウチダ より:

    私も同じ考えで、スーパーでは袋をもらう派です。
    しかし最近はスーパーが袋の質を下げてきていて、家に帰ると穴が開いている、ということが増えました。
    よく行くスーパーではマイバッグ持参だと2円割り引きになるので、自分で袋を買った方がいいかな?と考えはじめています。