「て・こあ」でのある一日㊾ アトリエラボ4

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仕切り、戸、棚、照明・・・全て浅間自身の製作。

前部屋から奥にある昨年春からリノベーションを行っていた「アトリエ・ラボ」がようやく・・・形になりました。ホントゆっくりです。


戸下の板は杉で意識的に模様(色)の強い杉を使用。とにかく「て・こあ」は杉が似合う。

アトリエ・ラボの梱包室と前部屋を仕切る部分はガラス戸のご要望だったのでこの戸を使いました。


解体現場は何時も戸は分けているので多分再利用するのか?

実はこの戸・・・
年末に新潟市で解体中の家から頂いた戸なのです。
古い家(昭和30~40年代)のガラスは今ではもう手に入らないものばかりです。輸入すればまだあるデザインもありますが、今回使用した模様は珍しいものです。
「て・こあ」のこの部分にはめると殆ど寸法どおり・・・。

珍しい不トーメイガラスの模様。上のトーメイガラスは既にフロートガラス

現在ガラスは大手3社による独占的な市場です。所が昭和40年つまりアルミサッシが普及するまでは中小会社が様々なガラスを造って販売しておりました。しかしアルミサッシの普及と製造革命(フロートガラス)によって中小ガラスメーカーは全て無くなってしまいました。

普通の家では絶対似合わないこのようなガラスでも、この大正建築の築100年の「て・こあ」にはとてもよく似合います。良いもの頂きありがとうございます。

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