先週半ばは氷点下の朝が続き雪も舞っておりました。しかし事務所のあるもサッシはシングルガラスと30年以上前の普通のアルミサッシフレームにもかかわらず結露は全くしておりません。
このブログに立ち寄って頂く過半の読者さんは性能の高い建物すんでいると思いますので、下の性能の悪い家での結露の事はスルーしてください。
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事務所では殆ど結露がおきません。無論、普通のアルミサッシです。
北側の条件の悪い窓・・・ここでもガラスはおろかサッシ下枠にも結露がみられません。
アルミサッシは確かに大変結露しやすいのですが、それでも結露を極力なくす事は可能です。それは、
1.24時間暖房状態(深夜でも19度以上)
2.湿度30%以下になるように換気扇をつかう
3.暖房器機はエアコンなどで・・・
です。
1の24時間暖房がなぜ結露を防ぐか・・・
ガラスやサッシ枠に結露が始まると、その極周囲は、表面が水によるガラス内の伝わる冷熱と室内から受ける温熱の割合が変わり、よりガラス面の温度が下がる傾向があります。一度結露するとなかなか止まらないのはそのためです。従って夜暖房をOFFして室温が下がると、部屋の湿気量は変わらないのでガラス面にが冷える事で結露が始まります。朝起きて暖房をONしても起こった結露のためや、冷え切った室内を暖かくする事はなかなかできません。そのため結露が長引いて、ひいては継続して起こってしまうのです。
事務所は低断熱中気密事務所建築で24時間暖房をすればそれなりに暖房費はかかりますが、特に気にしておりません。朝事務所が寒いことで作業効率が低下するよりも、暖かく直ぐに業務取りかかれること、そして熱帯魚がいるから24時間暖房をするのでしょう。熱帯魚水槽にはヒーターが有りますが、こちらはニクロム線なので効率は1・・・エアコンによる暖房をしていればの方がヒーターの電気を使わなくてすみます。
2は巷でよく言われているので理由を省きます。
3は水蒸気を発生させない暖房機なら何でもOKです。エアコン、FFストーブ、床暖房、ファンコンベクターなど・・・。因みに当事務所の湿度は・・・27%~30%慣れれば快適で静電気が起きにくいギリギリの湿度かもしれません。
もし結露に悩んでいるご家庭があれば一度24時間エアコン暖房に挑戦してください。最低でも4日は続けないと家の湿気は抜けませんので騙されたと思って7日間ぐらいお試しを。きっと結露が起きにくくなるでしょう。