床下暖房(エアコン)の事・・・その3配置

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Dsc09753_2玄関靴箱の中に設置されたエアコン。玄関冷気は全て吸込まれそう。

多分・・・

「緑の家」の床下暖房用のエアコン配置は巷の配置とちがう・・・かもしれません。
例えばこちらは玄関の靴箱に設置された床下用エアコン。巷の家ではこんな位置には設けません(笑)。

Dsc01945玄関クロークの一番奥の床上に床下用エアコンが設置されている。

こちらの家も玄関収納に床下用エアコンが配置されております。無論この場所以外もう一つ別な場所に設置され2台で床下暖房されていることもあります。

一般的に床下暖房用のエアコンはリビング設置されることが多いですね。「緑の家」もそのような配置があります。その時は通常床高1mの高基礎で「緑の家」のスタンダートの床高の場合です。この場合、基礎もその絶対コンクリート量が多くないので蓄熱効果は少なく、床下エアコンは冬期常時24時間ONです。しかし2台設置できる場合や、床高1.4mというハイスペックな基礎が計画出来る場合は、基礎のコンクリート量も少し増えるので簡易蓄熱床下暖房が出来ます。蓄熱のメリットは深夜11時から朝7時までの8時間電気料金が昼の1/3になることを利用してフル運転で床下を暖めます。無論COPは下がりますが半分になる事はないので、電気料金が1/3のメリットがしっかり生かせます。更に昼間16時間全く暖房を使わない「緑の家」もあります。よって温度上昇の逃げる熱量を勘案しても(実際の電気量も)しっかり電気代は下がります。ここで大事な事は深夜フル運転ですから風切り音も相当大きくなるので居室にそのエアコンが無い方が快適です。このため「緑の家」で床下用のエアコンが2台あるときや基礎がハイスペック基礎高(1.4m)のときには玄関や、洗面脱衣所、廊下等に設置されることになります。

さてここでもう一つこの玄関収納などにおける理由があります。それは・・・
基礎が高く床下が高いからです(一般の家の約4倍の高さ)。

Sdim78501 床下上部は全てつながっている「緑の家」1.4m高基礎。上部が開いているので配管もスッキリ。

このように1.4mの床下は基礎と土台が床より下に来るので柱下に空間ができ、これが家全体にあるため暖気が横に広がるのです。とても簡単な事です。
但しこのような床を土台より10cm以上も上げる場合は、構造計算で安全性を確かめなければいけません。普通の仕様(壁量計算)では想定していない組み方なので一棟ずつ構造計算をし、1階床の地震時の水平力を長さ按分で上下に分け、その反力での最大モーメントに柱が耐えることと2階床への水平応力加算の確認が必要です。安易なまねごとは危険ですからご注意ください。

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