拙宅に帰ると青々した木陰が・・・
一週間ぶりに寺泊に帰ると・・・
ケヤキの葉っぱが今年は何時もより密で玄関部分は森のような木陰ができております。
こちらは2週間前の5月10日の写真
25年で美しい樹形になったケヤキ。寿命からすればまだ青年の木。
今年は虫が少なく大変見事なケヤキになっています。
こんな素敵な樹形なのに「緑の家」では殆どお勧めしないケヤキ・・・
それはこの見事な葉っぱにあります。
落葉樹でこれほど密に葉っぱをつける木を他に知りません。この葉っぱが全て落ち葉になると考えると・・・相当ご近所さんに気を使うはずです。拙宅では海沿いの強い風が吹けば殆どなくなって山へ消えてゆきますが、市街地ではそうはいきません。だからお勧めしないのです。
ケヤキの直系が45cmを超えた頃からヒビが入った花壇。
またもう一つ理由が・・・
ケヤキは急に大きくなる事です。その勢いは凄いものがあります。拙宅ではこれまた海沿いの地形で、家からはみ出た枝は、冬の潮風で枯れ大きくなりにくいのです。このケヤキもほぼ家の大きさから今のところでません。
この樹形の美しさと木陰のこの感じ・・・家を作るときはケヤキを植えると決めておりましたら、いつみてもこのケヤキには感謝ですね。
玄関前の木陰は最高のおもてなしの演出。
何時もは家以外の事ではそりがあわない場合が多い妻とこいうった基幹的部分ではどんぴしゃと意見が一致し、このケヤキは皆からから愛されております。感謝ですね、ありがとう・・・。
そしてケヤキ以外に誇れるものがもう一つ・・・超高断熱でも高気密でも高基礎でもありません(それは当たり前の性能だから)。
住んでいると電線等目に入らなくなる。竿を垂らす人の影が情緒・・・。
この夕日です。
なんだ家の事ではないのか?と言われそうですがそれでよいのです。
自然の造形に勝るものを人には簡単に作る事ができませんから・・・。