土曜日の午前中は5件・・・

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午前中は慌ただしく動きました。
朝一番で打ち合わせ・・・
次に坂井の家の構造チェック・・・

火打ち梁と耐力壁のチェック、アンカーボルトの全て確認等々です。

監理用図面に書き込まれるチェックマーク

火打ちが図面どおりか見るのですが、「緑の家」以外は普通契約後実際に家が建つ寸前にプレカット工場で火打ちを計画する事が多いとおもいますから、火打ちの書いてある図面を建て主さんが持っていることは少ないでしょう。・・・。ただ最近は長期優良住宅も増えたので、この認定を受けるためには先に火打ちの書いてある図面が必要なので、建て主さんが見る機会も増えたと思います。これは良いことです。

地業が終了して基礎鉄筋工事に取りかかる寺尾西の家

次は寺尾西の家です。砂丘の一番頂点にあるこの家は、地盤調査の結果良好だったので地盤改良なしで「緑の家」を建てる事ができます。とても恵まれた地盤です。
さてこの寺尾西の家はSSプランの標準仕様で、ほとんど全ての「緑の家」のエッセンスが入っている建物です。ただ周囲が道路に囲まれているので、その解釈に少し間違いが起こり一部道路斜線が屋根にかかる事になってしまい、着工寸前で手直しする事になりました。設計者として大変申し訳ないと思っております。ただそのため屋根がとてもスッキリしてその敷地で建築することができる最大形状と(道路側のみ)なったのでそれはそれで土地の有効利用としてメリットもあります。

次はみずき野の家。通気胴縁の施工中で丁度よいタイミングで現場を見ることが出来ました。みずき野の建物は一昨日もチェックに行っており、来週も伺って細かいチェックを行います。

屋根は素材色のシルバー色でこの家と木の色の組み合わせは大変好きなコントラストになります。

みずき野の家の最大特徴は・・・南側の景色です。周囲の土地利用から多分これ以上分譲地化されないと思われるので、この敷地はとても価値の高い場所だと言えます。その風景を活かす事が最大のご要望だったので当初は「全開サッシ」からスタートしたのですが、戸を閉めて過ごす期間が、空ける期間より相当長いのでそれを重視して普通の引き違い(とはいっても大変大きい)になりました。そして「緑の家」では相当久しぶりな紙障子が標準の家族の間となります。

こんな感じの家族の間になると思われます。

午前中最後は巻の家。こちらも連日の現場行きです。
特に今は気密施工の真っ最中。大事な中間点です。
最近の「緑の家」は玄関屋根がオーバーハングしている事が普通です。これはお金のかかる基礎工事を出来るだけ簡素化するという基礎を大事にする「緑の家」らしい構造計画です。

ピンク色で覆われた部分に柱も壁もないのに玄関屋根が掛かっているのがオーバーハング。その出は2mを超える。

巻の家は定番のコーナーサッシがありそこから見える越後線がすばらしい場所ですね。皆さん大変特徴的な敷地を選ばれております。

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