高基礎=収納の質問を時々受けます。

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Dscf2002メンテナンス重視の床下収納。主たる目的はメンテナンスに尽きる。

今日問い合わせで・・・

「床下収納は1階フロアー1/2以下ですねよ?」

「なぜ床下全体がつながっていても大丈夫なのですか?」

との質問をよく受けます。これは同業者さんも同じ疑問がある方がいらっしゃいますが、専門家の人は自分で解決してください。一般の方にお答えするには少し難しいのですが・・・

建築基準法では階および床面積に算入しなくてもよい(収納)条件として、大きくは

・最高高さ1.4m以下
・直上下階床面積の1/2未満
・居室は不可

となっております。

よって「緑の家」の床下収納もこの適用を受けこの条件内で設計しております。

一方なぜ「緑の家」の床下が広くつながっているように見えるか・・・
それは1/2以上の部分とつながっているからです(笑)。

「えっ・・・それでは直上の1/2を超えるではないでしょうか?」

オーブル「そのとおりです。しかし収納としては1/2しか使っておりません」

「ではなぜ仕切らないのですか」

オーブル「メンテナンスが最重要だからです。また1/2を違反するつもりはありませんし、居室としても使えるような仕様にはしておりません」

長期優良住宅が規定されてから床下のメンテナンス重要性はようやく一般の人にも認知されてきました。メンテナンスが重要だからこそ床下には簡単に入れることが条件で、隅々まで人がいけるようにしないと長期優良住宅が取得出来ません。だからこそ仕切ってはいなのです。
でもこれだけの理由では行政のチェックで指摘されます。しかし床下収納だけは特別な収納である理由があります。

床下以外の収納は、その収納の大きさに応じて耐力壁を加算する必要があるの対し(法律です)、床下収納は耐力壁加算が全く必要ありません。地震時の力はすべてそのまま地面に伝わるからです。だからその仕切りが曖昧でも特に構造的な支障が出ないので、メンテナンス優勢の考え方でもよいと判断されます(無論長期地耐力の算定には加算が必要)。そもそも「緑の家」床下収納は「収納」であり居室ではありませんし、そのように使う前提がありません。所がハウスメーカーの収納は特別綺麗で時には机、窓まであり、まるで居室のようにつかうイメージまであります。これでは収納ではありませんよね。

法律は守る、そのために居室のような窓も机、仕上げもない・・・ここが大きな違いです。

詳しくはここがわかり易いです。世の中には収納にTVのコンセントジャックがあるらしく、そんな収納なんて論外です。「緑の家」の場合、冬なんて暑くて床下に滞在することはできません(笑)。

本来建築士が設計する建物は資格の信頼で性善説で評価されておりましたが、違反建築をする建築士が多くなっておりそれで行政のチェックが厳しくなったと思われます。行政のチェックが終わってから収納部分を広くしたり、天井高を1.4m以上するなんてこともあるようで、そんな施工会社は他にも法律違反をしているはずです。

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