週3件同時の完成見学会(完成工事検査)となり、昨日3件目の坂井の家を無事終了しました。施工会社さんは全て違うのに(初めての会社さんを含む)気密は3件とも0.3~0.4cm2/m2。手前味噌ですが・・・オーブルデザインの工事監理(気密性)のレベルが表われておりますね。無論各施工会社さんのレベルが高いのが最大の理由でしょう。
道路に沿って造られる木製バルコニー。素材は10年以上前からアイアンウッド系に限定。
特徴的なのがこちらの天蓋を備えた木製バルコニー・・・。植樹がされて道路側の目隠しが計画されたものの、木の発育が悪いことも考え手摺に木を貼るかも知れません。
内部の家族の間にあり(写真左手)、室内とほぼ一体化する予定です。
またTV収納は全てクローズ出来る戸があり、すっきりした感じにもなります。
特徴的なのが下の写真。戸一枚が4箇所に移動し、それぞれの役目を果たします。これは扉やその枠が既製品ではなく、大工さんと建具屋さんが造る仕様だから可能なのです。
一番左への配置。階段のコールドドラフト完全防止や2階への遮音
坂井の家の玄関戸は断熱性が従来品より10%アップしたU値0.9w/m2kの新しい規格の戸です。
トリプルLow-Eガラスが大きくとられた「緑の家」一押しの玄関戸(格子は外すことも可能)。
厚さも10mmほど厚くなり約70mmと実際みると「厚い・・・」と感じます。これは北欧の玄関戸の規格がかわりU値1から0.9以下(ガラス無し)に引き上げられた(性能アップ)ため一斉にかわりました。
またコストを抑えるべく玄関屋根をシンプルにして雨樋も省略。そのかわりに雨だれには配慮して床のたたき位置を決めております。とても細かい点ですが、雨だれの跳ね返りは防ぐ事が可能ならできる限り防ぎたいと思っております。
雨だれは風がなければ真下に落ちる事が多いので・・・
コメント
とうちゃんさん
コメントありがとうございます。
今年は皆様に支えられ、のべアクセス200万突破となりました。ホントにありがたい事です。
特にとうちゃんさんには沢山のコメントを頂き改めて・・・
ありがとうございます。
>戸一枚が4箇所に
2階への遮音の配慮が素敵です。
気密性が高い建物は、音が家中を巡る傾向にあるように感じております。ちょっとしたご配慮が日常生活には必要ですよね。高断熱高気密の住宅に住み始めて初めて気づかされることが多々あります。
雨だれに関しても、計画中には気づかなかったことの一つです。