夏期の通風は間違っているのか?
それでは日本の過去の家は全てダメだったのか?
とのご質問があります。
その前に通風ってググると
「 痛風とは、血液中の尿酸の濃度、尿酸値などが高くなることによって、主に関節部位へ腫れや炎症を発症する障害です。」
等と検索されますが(笑)、ここでいう通風とは窓をあけ風を通して涼しくする手法です。
いえいえ
通風はダメではありません。
通風がダメなのは・・・
1.基礎断熱で床下暖房の家
2.夏期のみ
3.毎日のお掃除が嫌いの人
なのです。
つまり通風が大好きな人は、
基礎断熱を止め、床断熱にして、
床下暖房など考えずに、
毎日の掃除も欠かさない。
と言うような少し前の(50年まえ)日本の家屋がしていた事をすれば、
全く問題ありません。基礎断熱とその床下を積極的につかう床下暖房なんて文化がつい最近できたため、その問題点がまだオーソライズされていないのが問題なのです。
また床下暖房の家であっても夏期以外、つまり10月中旬から5月末までは空気が乾燥しますから通風してもカビ汚染の問題はほぼありません。