日経ホームビルダーってジャーナリズムがある。その2

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日経ホームビルダーってジャーナリズムがある。その2です。

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「緑の家」の通気層内の透湿防風防水シート(タイベック)

現代の住宅は殆どで通気工法をしております。これは瑕疵担保法が施行されてから一層加速されて通気工法をしていない住宅を探す方が難しいと思います。その通気工法に必須なのが「透湿防風防水シート」と言われる薄い白いシート。住宅の建築途中で白いシートに覆われているところを見掛けますが、あのシートです。メーカーとしては開発社であるデュポンのタイベックがあまりにも有名です。

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ところが2010年にその透湿防風防水シートが長期優良住宅ではよく行われる防蟻防腐剤で冒され(雨など水が掛かったとき)、水を防ぐシートが化学変化で水を浸透させてしまう事がわかり業界内ではひっそりと、でも内心では大問題になりました。この透湿防風防水シートが使われたのが1980年の後半ですから、たぶんそれまで建築された住宅は何らかの使用とその現象があると思われます。

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↓で全文が見られます。リンク先は結構探してこのくらいで、リンク先は今川建築設計監理事務所 さん。
http://imagawa-k.jp/nikkeihomebuilder-tyvek-article.pdf

2010年に発覚した問題↓
https://arbre-d.sakura.ne.jp/blog/2012/03/22/post-0/

2012年以降の問題↓
http://www.ntba.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=9

こんなこと・・・住宅雑誌にまず書いてありませんし、この透湿防風防水シートの大手デュポンさんはよく住宅雑誌に広告を載せるスポンサー、また工務店さんでも大げさに騒ぐことは自分の首を絞めるのでなかなか大きな声で「事件」とは言えなかったのです。
対策は・・・外壁施工前には雨を避けることしかなく長期優良住宅の仕様で現場をつくる事は実質大変だったと思います。そしてこの2016年号ではその対策がされた透湿防風防水シートが11月1日に発売されたとの事です。この6年間、透湿防風防水シートの上に防腐防蟻された胴縁などが施工される後、雨が降らないように祈って現場は作業をしていたと思います。

ようやくですね。ただ不思議な事は、この侵されやすいことは雨漏りにもつながる凄いことで、これから問題が出てくるはずなのに今ネットで検索してもほぼ「あの事件」自体が引っかからないのです。北海道新聞社などでは結構取り上げられておりましたが・・・。

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普通の家は基礎が低いので赤矢印に防腐材を塗る事が長期優良住宅で多く行われる。

あっ・・・「緑の家」は基礎が高いので防腐防蟻剤をつかわなくとも長期優良住宅は取得出来ますから、事務所設立以来19年間・・・全く問題ないです。私はケミカル防蟻剤が嫌いですから・・・。そもそもケミカルをまず信用しておりませんし、長い目で見る事が良い住宅を造る原点との事で、10年で効果のなくなるケミカル等を塗ろうとは思いません。だからこそ「無難な家」と宣言しております。

さて、この問題は外壁を貼り上げると表から全くわからないので、結構やっかいで、多くの家でたぶん・・・この問題があるはずなのですが、事故が起きるまで(10年過ぎてシーリングが切れたころ)全く建て主さんにはわかりません。もう既に建てた方は現場写真などで確認するといいでしょう。1983年に発売され水は通さないが湿気は通すという魔法は、簡単な天敵がいたのです。それも2つ・・・残念ですが・・・実績のない化学建材の多くは大体ソンなもんでした(一応メーカーが対策済みなので過去形)。想定外にならないように安定した方法、素材で家を造りたいと思います(って風呂CFを推進する浅間が言うこと?とお叱りを頂きそうです)。

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次に・・・

エコキュートの貯湯タンクが熊本地震でも倒れた事です。こちらは新潟県ではあまり見掛けませんが、今でも法律に沿ったボルトの設置がまだしていないのですね。これは安全性における法律違反ですから15年は遡って修繕してもらえます。ただし、2013年4月1日以降竣工した家からで、まだ3年しか経過していませんが、それ以前でも設置を依頼すれば多くのメーカーで対応してもらえると思います。大概M10以上のボルトが4本以上あれば大丈夫です。

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