冬の東京へ

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今日はいつものように常時更新します。

突然、昨日東京行きになりあわてて駅ネットで指定席を購入しようとしたら、えきねっとが全くつながらない・・・。

そうか・・・

年末のチケット予約で、えきねっとのサーバーがパンクしているらしいのです。2時間半かけてチケットを買ってって・・・無駄な時間だったOrz。

今日の東京への目的は、温熱測定隊の会合で赤門へ。

今年の夏に日本の各地の熱環境を気楽にかつ実際の住まいで測るために始まった温熱測定隊の一回目の集まりです。たぶん5隊だとおもいますが、急きょだったのでもしかしたら少ないかもしれません。

ああー中央の席なのでPC打ち込みができない・・・。さらに隣の人は自分の部屋だと思って靴を脱いで鼻毛も抜いているし(-_-;)・・・。

パッドに切りかえしようと思ったらもうトンネル・・・

さて・・・

実はこの測定を開始してから様々なことがわかりました。夏はCFとACの再熱除湿を使えばRH50%以下の湿度を維持できることが、また梅雨時は冬季より一階床温が下がるので床下暖房運転をしながら上階で冷房除湿を行うとより快適だとか・・・。また完全な外部日射遮蔽を行った家で冷房除湿を行いRH60%以下を維持しようとすると、真夏であっても室温が下がる傾向があるので、一階の日射遮蔽はそこそこにした方がよい場合とか・・・。

これらは全て今まで不可または考えても見なかったことです。

また全館空調でも湿気の拡散速度が思った以上に遅く、吹き抜けで結ばれた除湿している階としていない階とでは露点に差がつく(絶対湿度の差)ことが分かったことは驚きでした。

そしてこの夏の本命の目的でもある、常時通風された家において押し入れの中にカビが発生しやすい環境の裏付け実測もできました。

こちらは通風信仰者にとって衝撃的な事実だったのではないでしょうか。

さて・・・これから始まる冬の測定で何が明らかにされるか・・・。その予感事象が既にあり、

そのためこの測定隊の隊長の研究室から高価な熱流計をさらに3個追加でお借りしました。熱流計とは熱の移動(熱の伝導率)がほぼ可視化できるものです。これで基礎のスラブ周囲と中央の熱伝導を測りたいと思います。

一緒に測定するスタッフMにとっても今までこんなに実際の住まいの実測が面白いとは思っていなかったでしょう。さてもうすぐ東京駅ですので、この辺りで一度打ち込みは終了です。

で・・・着きました。

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廊下は人がいなくて静まりかえっており、日時を間違えたかな・・・と思ってしまいます。

で・・・帰りの電車内でこれを書いております。

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このような石細工が施される感覚が今の建築感には必要。

最初に出迎えてくれたのは、工学部一号棟の古いモニュメント・・・。

この歴史がいいですね。

打ち合わせは報告会になり・・・

各地の測定隊が報告していきます。

dscf5650

時間がない中、4時間みっちりと・・・今回はお昼まで頂いた。

dscf5653

そして15時には解散・・・。

建物から見えるこの大イチョウが素晴らしい紅葉です。

最後は「縁」=「樹木」で終わりますし、・・・決まります。

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