毎週月曜日奉仕「て・こあ」活動ですが、
今回は「て・こあ」で常用に使う食器棚を作ります(木材を加工してつくる)。
過去食器棚はつくっておりますが、
無残にもカビが大発生して一年で取り壊しました。
この経験を踏まえ今回は杉の無垢材でつくります。
以前は松材の集成材でしたが、「て・こあ」では松は殆どの材で表面にカビが生えます。一方杉材で造ると表面にはカビが生えません。どうもこの土地の環境(新潟県平野部)には杉がふさわしい・・・と感じており、なぜ杉が良いかは今後調べてまいりたいと思います。
食器棚には引き違い戸が取り付くのですが、戸は私がつくるといかにも素人丸出しの細工しか出来ません。よって今回は90年ほど前にこの「て・こあ」で使われていた古い戸を加工して取付けます。「て・こあ」2階には、過去使われていらなくなった木製の戸が保管されており、その大部分は処分しましたが、可愛いデザインの戸だけ未だに残してあり、今回はその中でやはり杉の戸を使用します。
その出来上がりは次回ご案内します。
ところで・・・
最近RH(相対湿度)が少ない環境が好きになっております。
食器、洗濯物の乾きも早いし、事務所のアルミサッシでもほぼ結露がしないので・・・。
私達のように30年前から高断熱高気密の実践した人には刷込まれるようにPRされたASHRAE(米冷暖房冷凍空調学会)のこの表・・・。
ここからRH(相対湿度)が40~60%がよく、特に40%以下だとウイルスの生存時間が長いので出来るだけRH40%以上の環境をつくるように習いました。そして多くの医療関係者さんも「風邪」と診察結果がでると、
「暖かくして、栄養のある食べ物をたべてください。」
の他に
「湿度を高くするようにして休んでください」
と言われますから、先ほどのASHREYの表と重なり合って
「冬は湿度が高い方が体に良い」と思い込みました。
ここがたぶん誤解で、
体調が崩れたときには吸込む空気の湿度が高い方が体の負担が低くなるのでよいことであって、RH(相対湿度)が25%以下ならまだしも、健康なときまでわざわざRH(相対湿度)を無理に高くする必要はないと最近思い始めました。この件は情報を集め勉強したいと思います。