織部St.に行く 2

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1に続いて・・・

織部ストリートの中心地に建つ交番です。

横に板状のルーバーがありますが、これは陶板で作られており実際みると凄みがあり、また交番とわからない雰囲気もでており、この織部ストリートに似合っておりますね。

井筒さんの数件隣に「とめ吉」※さんという作家さんの作品だけではなく、一般生産品も扱っている陶器屋さんがあり、そこで気にいったコーヒーのカップ&ソーサーを事務所用として8客購入しました。
※京都のたち吉さんとは関係ありません。

模様も同じモノは全くない一品

形も釉薬もバラバラ。

一般品と言っても手作りで、8客のソーサーは一つとして同じモノはありません。またソーサーを果子皿だけに使っても可愛いデザイン・・・。
また型に土を押し込んだ時、剥がしやすいように布を引き込む事が織部の特長とまで言われるくらい有名な布目ですが、こちらにもあります。

購入したカップもソーサーもこのように布目を残しつつ釉薬もないので、「緑の家」以外で使うときは気を使うでしょう。それは・・・

「緑の家」は殆ど木を無塗装で使うので、この無釉薬と相性がよく、仮に擦っても傷が目立ち難いのです。塗装された木では塗装面の傷が気になってしまいますよね。無塗装ならそれを感じないので土モノと相性が良いのです。

カップも取っ手の形状が微妙に違い、きっと一人前になる前の作家さんの卵さんが造ったのではないかと思うと楽しいです。

無釉薬のままの底でテーブルに置いても気にならないところが無塗装の木の良いところ。

機械品より割高ですが、流石にこの手作り感はオートメーション品では得られない「土」感が伝わって来ます。ここも井筒さんと同じく半額でしたので購入することが出来ました。

その後土岐市へ移動し、陶器卸売りが集まる土岐織部ヒルズを散策。

20店舗くらいで小売りも可能で、常設展示も多くあります。

卸団地のため休日以外は一般の人は大変少ない。

ほぼ投げ売り状態のコーナー。更に特価品が倉庫内にもあった。

織部ストリートと違いこちらはどちらかというと一般品が多い印象。確かに安いけれど触手が伸びません。時間的にも遅くなってしまったので結果こちらでは何も購入しませんでした。

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