電気使用量の選択(東北電力の場合)

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事務所の電力計はまだスマートメーターになって間もないので軽く作った電気料金試算。赤枠に昨年分の電気量と電気代を入力する(再エネはH29の比率を使用)とよりそうシーズン+タイムの料金が算定できる。

オーブルデザインの事務所は東北電力管轄にある。3年前から始まった一般家庭用電力自由化による電力会社選定・・・新潟県では実質東北電力さん以外に選択の余地が殆どなかったせいか、自由化から1年以上遅れて東北電力さんは平成29年10月に電気料金の新体系を実施した。

無断熱の建物であるが当事務所は小さいので使う全電気代は上表のとおり年間30万。これは従電電灯Bかよりそう+ファミリーバリューの時。これを「よりそう+シーズン&タイム」にすると、ラフ試算ではわずかに節約できる事がわかった。これは当事務所が冬期も夏季も24時間空調しているので、特に冬期の夜間電気代が安くなるため。新電気代である「よりそう+シーズン&タイム」では東北地域の特性なのか冬期のピーク時間が2時間しかなく残りはピークではない。エアコン暖房は外気温が下がる夜間に効率が落ち電力を使うのでこのプランにはふさわしいが、オフピークタイムの使い方でもっと下がる可能性がある。流石、大きく差が出来なように良く調整してあるがとりあえず切り替えの申請を行いたいと思う。

24時間空調を行い暖房にエアコン、給湯にガスを使っている方で、以前の従電電灯Bの方には「よりそう+シーズン&タイム」のメリットがあるかの目安がつけられるエクセル表(既存メータ)※を作ったので試してみるといいだろう(オール電化ならこちらがよい)。月平均が450KWHを超え6KVA以上の契約のご家庭で昼間の電気使用量が少ない家庭にはメリットあると思う。入力は赤い線で囲まれた四角に昨年の一年分の電気料金と電気使用量を入力するだけ。但しラフの計算で、昼夜の電気量を振り分けは均等としておりその誤差が出てくるため、正確な数値ではないことを理解して使用してほしい。もし「よりそう+シーズン&タイム」に切り替えたら夜間の10時間は11.6円/kwで利用できるので、夜間にエアコンを沢山つけちょっとだけ蓄熱っぽく利用できるかもというもくろみで自宅も切り替える予定。
※・・・スマートメーターが既に取付けられている家は東北電力さんがシミュレーションしてくれる。実はこれが気持ち悪い。電話の向こう側でこちらが使用している電気量を直ぐに確認できる。電気の使用量と使用時間が筒抜け状態。

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