「て・こあ」でのある1日 壱百壱拾五 ミョウガ 

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今日だけで100本以上は採取。この時期の一番ミョウガは堅くしまっていておいしい。

毎年恒例・・・ミョウガの季節です。

「て・こあ」の裏庭のミョウガ畑ではいまが一番の賑わい。

「て・こあ」の管理人を始め私も娘もミョウガが大好きです。

ですので6月から今か今かと待ちわびておりました。

そして先週・・・ミョウガの花が一気につきました。

ミョウガの茎の根本に生える花(ミョウガ)

ミョウガはスーパーで買うと3個で120から160円と結構高いですが、何にも世話しなくてもたくさんとれるのがミョウガ・・・。なぜそんなに高いかというと、

上の2つの写真でわかるとおり、地面から突き出るミョウガは土だらけ。

その土を落とすのにたっぷりの水で3回ほど洗います。

「て・こあ」なら水仕事は苦にならない。ここが日本の食文化で生まれた土間キッチンの良さ。

だから手間がかかるので、販売業者さんはわざわざ土に変えておがくずや汚れが着きにくい物の上にミョウガを植え込むようです。また路地ものでなくハウスだからあの価格になるのでしょう。「て・こあ」なら土間キッチンのため、このような水を大量につかう料理ができます。

「て・こあ」のミョウガをつかった冷やし中華・・・。具は「て・こあ」でとれた物でキュウリとミョウガのみ。

麺が主食なのかミョウガが主食なのかわからないほどの量をトッピング。

一人あたりミョウガを4から5本使う大胆さ・・・。でもこれが夏の蒸し暑い時には最高なのです。そんな冷やし中華(ミョウガ)を縁側越しに頂くと・・・それはそれは夏の一場面になり、その縁側の向こうには朝顔と蝉の声・・まさしく夏ですね。

「て・こあ」は壁がない南側総ガラスとなる建て方をしておりますが、その南側の窓の殆どに簾があるので、エアコン無しでも暑くない・・・。外部輻射熱が簾で遮断され暑さが抑えられのです。これって重要!簾って凄い!

その輻射熱は太陽光だけではなく例えばこの簾の先にある車・・・。この車は曇天でも表面温度は55℃くらいにもなり、この車体から輻射熱がでます。

車は2台ありますが、その輻射熱のもとである表面温度を測ってみましょう。

直接日射がない北面の車体でもこの違い・・・。車体色は輻射に直結する・・・。

ぬぬぬ・・・青いカングー1のほうが圧倒的に暑そう(ちょっと、わざとらマン 古っ)。

そうですね・・・白以外は赤外線を吸収するので暑くなりやすい事は誰でもわかります。ですがこのように可視化されるとちょっと驚きますよね。

曇天でもこの違い・・・。晴天ならカングー1は70℃にもなる。暑いのが苦手な人は白色を多用すると良いかも。

最近好きな色を伺うことがあったのですが、私の好きな色は「白」なんです。だから車も白が好きですが、白い車はネイキッドとこのジムニー。一応「風」も白を買う予定でしたが、ご縁が無かったようで青になりました。全ての光を反射して暑くならず、どんな色にでも合う白は特別な色なのです。

さてこの自然素材100%で土壁と漆喰、畳と土間と吹き抜けがある「て・こあ」は、通風100%でも・・・気温28℃でRH(相対湿度)80%を楽にこえる環境。これには丁度一年前におこし頂いた環境系の先生も「新潟って凄い湿度なんだね」とびっくりしておりました。

燻された土壁は真っ黒。その棚に温湿度計を置く。なんと「緑の家」では絶対許されない・・・温湿度。

ですが汗だくではありませんし、意外と気持ち良いのです。この土壁の築100年の家の唯一で最大の欠点は

「カビが簡単にはえる」事です。

※ラフな格好で、仕事をしなければ・・・との条件。ワイシャツや何か仕事すると途端に汗だく。

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