定休日の月曜日は、早朝の地鎮祭から直接「て・こあ」に入りました。朝は13℃まで冷え込んだため、至る所に結露による造形が・・・。普通なら見えない蜘蛛の巣がはっきりと目の前に表われます。
自然除湿(結露)によって気持ちよい乾いた空気を屋内に取り入れる為、「て・こあ」は戸を開け放ちます。網戸もない開けっ放しの丸ごと通風の「て・こあ」では、トンボや蝶が家の中にまで入って遊んでいきます。
これがホントの通風状態・・・。網戸は通風の邪魔!でも夜は網戸が無いと恐ろしい事になるのも事実・・・。
さて・・・冬の前に、丸5年使い込んだ薪ストーブの初めてのお手入れです。
まず重量50kg以上の薪ストーブを屋外に運びます。鉄板でできた暖テックスのストーブは鋳物より軽く、何とか一人で屋外に運び出す事ができます。
上で煮炊きをし、時には焼き鳥を焼いたり、暖めたりして塩分がかかる天板は赤さびだらけ・・・。そりゃそうだ。
電動サンダーで磨きます。丁寧に真っ平らにするのではなく、耐熱塗装をする塗料が剥がれないように赤さびを落すだけです。
次に扉のガラスをはずし耐熱塗料のスプレー缶で塗装をします。
屋外なら養生が殆ど必要がなく黒くするだけなので簡単、1時間も掛りません・・・。
さて・・・薪ストーブを5年間使ってみての感想は・・・
寒い家に火があるとそこに人が集まり料理が始まる・・・。
土間キッチンならではの使い勝手。
多分・・・薪ストーブと土間キッチンは相性が抜群で、暮らしの豊かさがなんであるかを教えてくれます。
薪ストーブを導入した家でも、5年経つと面倒になって使わないくなる事が多いなか、「て・こあ」の薪ストーブは更に稼働率があがりその重要性を高める事でしょう。
但し・・・これはやはり趣味性の高いもので大気を汚すという贅沢品。だからこそ感謝して使う必要があります。
薪ストーブは10年くらい前、エコといわれましたが実は全く逆で、煤煙で大気汚染が他の熱源より一桁高い贅沢品であるとの評価が正しいと思います。石油ストーブなら灯油を工場で製油されるときにキチッと処理されますからも完全燃焼しやすく煤も極小。