暑いですね・・・2 東京と新潟の違い

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皆さん・・・夜エアコンONで寝ていますか?

これは昨日の気象記録です。この実録をみると、

深夜3時頃の気温・・・なんと28度

そして・・・湿度・・・・おお98%・・・

空気がじっとりしていてこれでは寝られないでしょう。

空気中の湿気量は昼間も夜も変わりないために、夜気温が下がれば相対湿度が上がるのです。

一方こちらは東京都中央区の同時刻の温湿度です。

気温は全く同じの28度ですが、

湿度は15%も低い84%・・・

ここで大事な事は、1日の平均湿度にしない事です。平均化すると不快や快適性が平均という中に隠れてしまいます。気温だってそうでしょう・・・最高35度で最低24度なら平均で29.5度になって暑いという感じは薄れます。

これって凄い事です。よく都心は暑いと言われますが、湿度はコンクリートしかない都心だから上がりませんが、新潟市は土が露出、田畑があるので、湿度が上がり98%なのでしょうか。これでは都心より相当暑く感じます。でも・・・同じ海が近いのにこの差は・・・風の影響もある?

平均風速も見てください。都心では3~5m/sも風が吹きますが、新潟市では風速1~2m/s・・・ということは町中では殆ど無風状態。平均ですから3~5m/sって事は瞬間では1から7m/sの巾で揺らぎがあります。これは以外とよい風ですが、平均が1から2m/sでは揺らぎが感じられない瞬間は0~3m/sではないでしょうか?

普通風速計は風通しの妨げがないところに設置されますが、人が住む人家は混み合っており、風速1m/sでは建物で阻害されて無風と同じです。これではどんなに窓を開けても・・・暑いでしょう。新潟では風の吹かない暑い夜は・・・普通にあります。
温度が同じだから、新潟がこうだから、東京での夏もこうだろうとか、大阪もこうだろうとか考えてはいけなところがあり、一つの事実で全ては語れません。この例のようにたった2つの都市でさえ気温は同じでも、湿度や風が違う事がわかります。

こんな夜は扇風機だけでも暑いので当てっぱなし状態なる・・・すると今度は体がだるくなる・・・。こんな時ほど家中空調すれば・・・夏ばて知らずです。

さて、先週の報道でありましたが、どこかの町で真っ昼間にエアコンを消してエコイベント(打ち水等)に参加すると景品がもらえるとの事でした。しかし・・・何か変?誰のためのエコ??あれほどエアコン嫌いの母は80才を過ぎた頃からエアコンで24時間空調が一番好きになりました。弱者ほど文明の利器をしっかり使う事です。その弱者になった時にエアコンが気兼ねなく使える家造り・・・それが肝心の家の性能なのです。体(精神?)の強い人に合わせる必要はありません。

しかし・・・  ふぅー  ・・・ガソリン高値ですね。きっとエネルギー費はこれからも上がる一方なのでしょう。

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