「て・こあ」の改装 2015年②

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「て・こあ」までの道沿いに私が一番好きな花・・・コスモス群生がある。

今日は仕事で事務所におりますが昨日は休日で「て・こあ」に奉仕に行きました。秋風の吹く穏やかな貴重な1日でしたね。さて、

「て・こあ」では修繕を終え外観が元に戻り良くなりました。

正面の格子も入り「て・こあ」が少し誇らしいように見えます。

特に今回の修繕で・・・

間戸を全て引き込むと
「柱間」が開くから間戸

上の写真のように全開できる間戸を復活させ、より昔の雰囲気になっております(ソーラーパネルは現在の諸事情からやむなしと勝手に思っている)。

この間戸(窓ではない)を室内からみると、日本建築の開くと言う文化はサッシではなかなかできない事がわかります。

これでもここはどこ的風景が見えるが・・・

通常室内から見るとこのようにガラスで仕切られた外を見ることになりますが、

音まで全て一体化する。網戸がない間戸とはこれくらい綺麗な景色なのか・・・。

このように切り取られた絵が表われるのです。

・・・
・・・
息をのむ・・・

そんな風景が切り取られるのが間戸です。

「て・こあ」には絵がいらないのがよくわかります。

そしてこの間戸が他の窓と大きく違うのが網戸がないことと、

一本のレール上に載る間戸。だから枠が全てフラットに。

窓が全て同じ「面」で存在しているので、閉まっていてもすっきり感が全く異なります。

戸袋に納まる戸。50年前はここに丁番付の蓋があった。

同じ「面」にある窓を戸袋に収納する・・・

これは雨戸として今も関東によく見かけるものですが、新潟県では雨戸という習慣が、アルミサッシの普及した50年前になくなっており、今では作る大工さんもすくなくなりました。今回施工して頂いた大工さんは40代前半・・・それでも初めて木の戸袋を作ったとの事・・・。

戸袋も拘るとその鏡板でデザインを競っていた70年以上前・・・初めて作る戸袋としては単純でよい練習になったかと思います。

さて網戸が無い建物で夜はどうするのか?

答えは簡単で、間戸を閉めて空調(エアコン)をして寝ます。蚊帳もあるのですが、蚊帳では流石に様々な事が怖い(他の虫、狸、蛇等動物)・・・そんな感じの周囲ですから。

日本海といったら夕日。人と同じように同じ夕日は1日たりともない。昨日はまさしくこんな感じだった・・・。

その「て・こあ」から自宅への帰り・・・

目の前の海岸では天地創造のごとく赤い海が揺れておりました。今日も1日ありがとう・・・。

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