今回の設計はキッチンとダイニングの配置から始まりました。
キッチンはマテリア製でその横にダイニングテーブルを配置してほしいとのご要望で、できればそれと連続するように洗面所などのユーティリティーが必要とのことでした。
こんな感じです。
横にまっすぐ伸びたテーブルとカウンターがキッチンと一体となりこの家の中心になります。
大きな吹き抜けにある特大の窓により、新潟特有の鉛色の空でも証明が必要ないほど明るいって・・・贅沢なことです。
カウンターや机、キッチンの扉に使用した3層パネルという無垢の木に近い木の板は、3枚の同素材の木を重ねたもの。そのため普通なら木の世界では隠してしまう小口を、あえて見せて逆に目立つようにデザインするのが、このパネルを販売する上野住宅建材さんから教えて頂いた方法。私も確かにそう思うので、あれから6年経た今もそのようなデザインを施しております。
