続・数年前のパナソニックのエアコンでも問題が発覚

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2階のホールに設置されちるエアコン。

先週の続き・・・

不良があった「緑の家」の他の空間に設置されているパナソニック製のエアコンの調査をパナソニックさんが行いそれに立ち会った。

一度納得すると一番メンテンナンス対応がよいのがパナソニックさんで、日曜日の指定時間ににもかかわらず作業を行ってもらった。

室内機を壁から外した瞬間・・・パラパラと錆が多めに室内機から落ちてきた。

こりゃーまずいな

と思っていると、

SEさんが手際よく分解していく室内機。

熱交換器部分が本体から外されようやく見える状態に・・・

先週のエアコンより明らかに錆が少ない。

建て主さん曰く

「さきのエアコンと使用頻度・時間は一緒なのに何故違うのだろう・・・」

メーカーさんはそれには答えを持ち合わせていないようで、

熱交換器からの漏れ跡を探していた。

しかしないと思われると、

新しい熱交換に換える作業を始めた。

内部に不具合がなさそうなエアコンでも錆の進行が大きいようで、交換して頂けるという・・・。

冷媒は壁内に隠蔽されるので、壁に接続部の点検口を設けていた。

このエアコンは初期に冷媒漏れがあって冷媒をつめ直した事がある。

どうもその時の原因は、配管接続部分だったらしい。

明らかなオイルの跡が残る接続部分で、

建て主さんが

「おや、なんで接続部分まで錆びているのだろう。しかも銅なのに赤さび?」

めっちゃ錆びている冷媒管内。

確かに冷媒管を包んでいる保護断熱材は錆びだらけ。

建て主さんがその原因を発見!

冷媒管の無理な曲がりを保護する鞘管が配管カバー内の錆の原因。

原因は本体と冷媒の接続部分で冷媒管を保護している鞘管だった。

鞘管は銅製ではないので結露した水と銅と接触したせいで、ボロボロに溶けていた。

きっとエアコン設計の思想は、錆びつつも10年動けばOKのような部材選定らしい。

今の消費体系を考えたら仕方無いことであるが・・・。

しかし・・・

今年からパナソニックさんのエアコンではこの錆がでる部材のコーティングを新しい選定に変えているそうだ。しかしその対応品は一番上位のXシリーズのみ。その他の機種はすべてこの頃と変わり無い部材とのこと。これは・・・よいのか悪いのか?

ネットで調べるとダイキンさんや日立さんでも分解掃除されているエアコンの写真が載っているが、何れも凄い錆が見られるエアコンとそうでもないエアコンが混在している。

どうなっているのだろうか?車のエアコンはどうなのだろう?冷蔵庫は?

読者さんはこのエアコンの内部錆の事・・・どう思いますか?

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コメント

  1. 高高太郎 より:

    度々失礼します。調べてみたら神戸製鋼の鋼材がダイキン、Panasonicのエアコンにも使用されていました。
    https://www.google.co.jp/amp/s/mainichi.jp/articles/20171027/k00/00m/020/069000c.amp
    これが、原因か定かではありませんが可能性はありますよね

  2. 高高太郎 より:

    神戸製鋼の規格に満たない製品が出荷された問題が頭に浮かびました。納品された材の品質をメーカーがどこまでチェックしているのか疑問ですね。